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ケンちゃんにも手強い相手がいた マカピーな日々#0752
マカピーです。
マカピー妻との間に口論がありました。
マカピー妻:「アナタには計画性がないのよ。いつだって行き当たりばったりで、結局ワタシの指示待ちじゃない!」
確かに、思い当たる節は覚えきれないほど沢山あります(苦笑)
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冷たいような言い方になりますが、人間も「生きとしいけるものの定め」として、マカピー妻ともこれから未来永劫一緒にいられるわけではありません。
こう表現すると更に妙な気分になるのですが、二人の関係は死によって解消されることが出会ったときから決まっていたことになります!
うーん、今日は哲学的だなあ(笑)
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だから「死」というオールマイティーなカードが目の前にちらついてしまうと、言い争った事が急に空しくなってしまうのでした。
結局のところお互い感情が昂ぶると落とし処が見つからず、延々と続けてしまう事があります。
マカピーの心のなかでは「ヤバい、これってエネルギーの浪費そのものだよ」と気づいているのですけど、きっとマカピー妻もおなじなんでしょうね。
多くの場合は、マカピー妻が「ふん、どうせワタシが我慢するんでしょう」「それっておかしくない?アナタは自分の部屋に引き込もっているだけで、ワタシが準備したご飯が出てくるんだから楽よね」的な終りかた。
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こうなると、しばらく口を聴かない冷却期間をおいて、ひたすら無言の食卓でマカピー後、いつもの通り流しでも食器片付けになります。
ご夫婦のかたで、そんな口論も楽しむという「大人」でいられますか?
はたまた一方から言われた通り「アナタ好みの自分に変身」させるのでしょうか?
それとも、これまでの路線どおり「知らんぷり」して突っぱねますか?
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人間は感情の動物ですから、常にその「感情センサー」が働いて相手の一挙手一投足だけでなく言葉尻や表情からの情報を分析して、対象者の感情を類推しています。
でも、その推理が根本的に間違っていたらどうでしょう?
というのは、自分以外の個人とは容姿だけでなく思考も色の好み、味の違い、趣味や癖に至るまで基本的に全く別の「生き物」だからです。
それを夫婦だからと言って、同一化して類推するにも無理があり、そもそも意味をなさないとマカピーは考えます。
本人が納得していないのに、無理矢理やらせても、「やらされた」感情は残り、心の奥底にはわだかまりが消えない事は多々あるのです。
「そんなに言うんだっら、自分でやれば?!」って言いたくなりますが、これはなんとか踏ん張って言ってはいけません。
力で押さえつけても気持ちまでも変えられない、というのは古今東西変わらないんです。
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マカピーは人間関係の達人のケンちゃんに相談したんです。
ケンちゃん:「マカピーなあ、そんなこと愚痴ったかてしゃあないやろ。しょせん相手が上手なんや。口で勝てると思ってんのか?10年早いわ!え、何年結婚生活送ってんのや?いい加減に学んだらどうや?対等な立場になりたいんかホンマに?」
マカピー:「そんなこと言ったって、理不尽なんだもの」
ケンちゃん:「まだそんなこといっとんねん。相手を誰だと思ってんるん?それに言い負かして何かいいことあるのか?」
マカピー:「だって、さっきまで笑っていても30秒後には全く別の人格になって非難轟々だもの・・・」
ケンちゃん:「そうなんか。そりゃあちょっと辛いかもなあ。まあそれでもな、それが人間なんよ。結局誰もが一番自分自身が大切やからな。自分が大切にされていると思ったら気持ちええけど、逆になんで自分ばっかりやらされるんやって思ったら、アホ臭くなってきて、あたりかまわずどつきまわしたくなるんや」
マカピー:「ボクはできないよ」
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ケンちゃん:「男でそれができるヤツはよういないわ(笑)そんなマメな性格やったら結婚しておらんもん。女なんか必要無いでホンマに」
マカピー:「時々爆発するんで、対応できなくなっちゃうんだよね」
ケンちゃん:「あのな、相手も知っとるんやで、マカピーがいろいろやっている事。でもなそれでも何で自分ばっかりって思ったら寂しゅうなるんじゃ。それで突っかかってくるのと違うか?」
マカピー:「それでケンちゃんはいつも『ハハー、司令官の言う通りです』なんておどけて言うの?」
ケンちゃん:「そや、そうやかったらやってられんよホンマに。山の神に歯向かって何も良いことないんよ、世の中は」
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マカピーでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。世界平和の前にこっちを片付けよう!
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