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ワイワイガヤガヤも悪くない マカピーな日々#0687

マカピーです。

フッと目にとまった記事がありました。

ホンダの記事です。

マカピーは最初に買って乗ったバイクがホンダだったこと、そして一升瓶を土産に譲渡してもらった錆びだらけの車がホンダのZ360だったこともあって、頭の中はいつもホンダレッドでした!(苦笑)

更に、生前の本田宗一郎の講演会を聞きに行った記憶があり、彼の衰えぬバイタリティーに感じ入ったものでした。

「スゲー爺さんだ!」

現在マカピーはオートバイも車も保有していませんが、しっかりとホンダとヤマハのレンタルには登録しているんです。

だから日本に帰ったら景色のいいところがあったら、旅先でフラリと鉄馬にまたがって走ってみたいじゃないですか!

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昨今の脱炭素、グリーンエネルギー、電気自動車の隆盛で、そのホンダの系譜を継ぐ人たちは大変だろうなあ!って思っていたのです。

オートバイでは数々のレースで優勝し、車にも、そしてジェット機やロボットにまで挑戦が続いていますが、そんな中でも人を大切にしたいという気持ちがこの記事から読み取れました。

一般に研究とビジネスは直接結びつかないですが、やはり夢に挑戦する姿がやがて商品開発に活かされ、それが消費者に受けるのだとマカピーは思っています。

そのR&D(研究開発)に関わる人の事を考えるのですが、制約期限がある中で活動していると、どうしても一人では行き詰まることがあります。

ところが、そんな中でも一休みして、ワイワイガヤガヤ仲間と話をしてゆくと「あ、そうだ」と何気ない会話の中の言葉に引っかかるものがあり、それを突き詰めると問題解決打開の糸口が・・・

そりゃ、どこかの小説にあった話でしょう?って、マカピーもかつてそう思っていたんです。

ところが、ザンビアの仕事で。昨日の記事のミキさん達と働いていた際にそのことを強く感じたんです。


それは、事業期限ぎりぎりで南アのメーカーから届いた機材コンテナコンを開けたとき、内容物がダメージを見たミキさんはその場にヨロヨロとへたり込んだのです。

「アカン・・・どうしたらいいんだ」

輸送業者は運転手の操作ミスでコンテナが一度転倒していたのにもかかわらず、外傷がなかったのでしらばっくれて搬送してきたのでした。

ミキさんがこれまでの経緯を計算して、これからの再送スケジュール調整をしても、損傷製品の輸入が期日に間に合いそうもないのです。

南アのメーカーから据え付けに立ち会った、イングリッドもその光景を忘れることが出来なかったと言っていましたが、なによりも頭を抱えてしゃがんでしまったミキさんの落胆ぶりが気にかかったと、後日話していました。

そりゃ、ミキさんにとっては日本では考えられない事故だったのでショックも大きかったと思います。

でもマカピーもイングリッドもヤレヤレと驚きこそしたけれど、まずどこまで損傷しているのかチェックし機材の一部パネルだけ交換すればいい事が分かったのでした。

それで「まあシリアスじゃなくて良かったね」と二人で笑っていたのでした。

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そんな余裕を見せられるのは、「世界各地で場数を踏んでいる」からっていう人がいます。

それは否定しませんが、マカピーが一緒になってミキさんと並んで嘆いても何にもならないからです!

そうです、もう時間がないんです!(もちろんミキさんもすぐに立ち直りましたけど!)

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それから、もう一つの活動ではある検査キットを作成していたのです。ところが、その試薬が液体だったので時間がたつと反応が弱まってしまう問題があり中々解決できないでいたのです。

残り1か月で帰国するというタイミングで、いつもニコニコして大人しくて目立たない人柄のキオ先生(医師)が、マカピー達のチームの前に小さな装置を持って現れたんです。

キオ:「マカピーさん、こんな風にすると蛍光発色がハッキリわかる装置にしてみました」

マカピー:「キオ先生、これご自分で作ったんですか?」

キオ:「はい、バックライトにLEDを使っているのでこれだったら単三電池で数か月使えるでしょう。電気のない地方でも使えます。あ、それから試薬も液体から乾燥粉末タイプを作ってみたので、ラボで試してみます」

マカピーが何をした訳ではないのですが、いつも我が家に来てワイワイガヤガヤやっている中で、それに応えてくれる人がいるって本当にうれしい事でした。

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つい先日の事です、マカピー妻がキオ先生の最近の状況を話題にした後でこう言ったのです。

マカピー妻:「ほら、東京の水道橋の餃子屋でキオ先生たちと集まったことがあったじゃない!?」

マカピー:「うん、覚えている。彼は学生の頃あのあたりに住んでいたって言ってたね」

マカピー妻:「実はね、アナタがもう一人の先生を迎えに席を立った時にキオ先生がワタシにこう言ったのよ。『マカピーさんがこの仕事で成果が出ないと、次の仕事に影響するって怖かったんです。ボクは色々お世話になった事もあり、何とかいい成果が出れば良いなって思ってます』って言ったのよ。あれ?これって話したことなかったっけ?」

マカピー:「えー、その話は今初めて聞いた!」

マカピー妻:「そうだっけ。ワタシも最後に仕事が成功したって聞いてたから、ワタシはキオ先生って目立たなくていつもニコニコしているだけの人じゃなかったんだって、今ではキオ先生が大好きなんだ」

マカピーはしばらく呆然としていました。

キオ先生にちゃんとお礼してなかったじゃん!?

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。ワイワガヤガそして諦めない仲間




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