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方向音痴は遺伝するのか?マカピーな日々#0603

マカピーです。

マカピー妻には口数と頭脳プレイで劣勢ですが、マカピーが彼女より優れているというか、彼女が不得意なのが方向感覚です。

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先日、お昼前から雨が降り出しまだ雨の残る中、仕事を終えて家に戻るとマカピー妻がドローンとして辛そうだったので尋ねました。

マカピー:「どうかしたの?具合悪そうだけど」

マカピー妻:「スーパーに行って、帰りに雨に濡れたので頭がボーってして、吐き気がするのよ」

マカピー:「え、傘を持って行かなかったの?」

マカピー妻:「すぐ帰ってくるつもりだったんだけど、道を間違えてしまい帰ってこれなくなっちゃったのよ!」

マカピー:「え?毎日散歩する公園近くのスーパーに行ったんでしょう?」

マカピー妻:「あの店舗って入り口と違うところから出るじゃない。買い物終わって出てきたらあれ?どっちだっけって思ったんだけど雨が降り始めたので、急いで家に帰るつもりだったのよ!。それがどんどん見知らない景色が広がってきて、ああ、どうしようって思って・・・」

マカピー:「で、どうしたの?」

マカピー妻:「知っての通り、私って雨に濡れると思考能力が低下するのよ。何となく、このまま行っても帰れる自信がないなあ・・・て思いながらもとのスーパーまで引き返すことにしたのよ」

マカピー:「それってベストの考え方だね。山での遭難で問題となるのが『分岐点まで引き返す』行動がとれなくて、死亡事故につながったりするんだから。エライエライ!」

マカピー妻:「それで、ずぶ濡れになってやっと家にたどり着いたのよ!もう最低!!頭痛ーい!気持ち悪ーい!」

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実は息子三人のうち、マカピー三男に彼女の遺伝子が強く発現しているようなのです。つまり「方向音痴」なんです。

彼はローマの友人宅に遊びに行った際、家に戻ろうとするのにどうしても同じ遺跡に戻ってきてしまうので「不思議な街だと思った」と言ってますが、さすがに幾度も通り過ぎるので街の人が不思議そうに見ていたそうです。

日本でも駅前で食事をとって電車に乗ろうと話をしているのに、マカピー三男は、スタスタと確信を持ったようにまったく別の方向へ歩き出すのです。

マカピー:「オイオイ、どこ行くんだい?」

マカピー三男:「んん、そりゃ駅でしょう!」

マカピー:「あっちだけど!」

マカピー三男:「え?・・・おお、そうだったのか!」

これじゃ、世界中で道に迷うわけだ!

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ところが不思議なことがあるのでした。

生まれも育ちも神奈川県川崎のマカピー妻は、中学生くらいから行きなれている東京の銀座などは「私の庭よ」とばかりに、縦横無尽にスイスイと歩き回るのでした。

ですから、群馬育ちのマカピーは、東京に行くと彼女の後ろについて行きます!街並みが変化しても自信たっぷりに歩ける理由が分かりませーん!

マカピーは民俗学者の宮本常一さんが新しい土地に行ったら眺めの良い高い場所から街の様子を見て地図を自分の中に印象付けるように父から教わったといわれていて、すごく納得します。

今日もスーパーの帰りにマカピー妻は、どんどん歩き出したので「どこ行くの?」と尋ねると「買い物が終わったから、まっすぐ家に帰るのよ!」「でも、家の方向と違うんだけど!」「え、そうなの。まあいいじゃない、ヨロシクね!(笑)」

やっぱり不思議だ!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。雨が降らなくてよかったね


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