ユラリ橋 マカピーな日々#0120
マカピーです。
マカピーはつり橋をわたるのが好きです。
実はつり橋だけでなく、どうやら橋そのものが好きな「フェチ」なんですね。必要なくても渡りたくなるのはどうしてなんでしょう?
つり橋といえば日本では「祖谷のかずら橋」が有名ですね。マカピーはまだ行ってないのですがぜひ渡ってみたいです。
世界中につり橋はありますが、マカピーの思い出深いつり橋はネパールでのつり橋です。
もちろんエベレスト街道とよばれるルクラからナムチェバザールへ行く道中にもいくつかの橋があります。
でも首都カトマンズの郊外キルティプールを更に東に行くとバグマティ川がものすごく切り立った崖を抜けるのがチョバでかつてカトマンズ盆地が湖だったころに地殻変動?で一気に流れたのではないか?と言われている場所です。
まるで重機で切通しを作ったような見事な渓谷で、地元では「文殊の神様」が切り開いたとされていて近くに文珠菩薩をまつったお寺があります。
またこのチョバには石灰岩採掘され近くにセメント工場があるので周辺が粉だらけでした。
さて、このチョバには崖を両岸つなぐかなり高いつり橋があってマカピーはこの橋を渡るのが大好きで犬を連れて来たものです。
ところが、時々牛がその橋を渡るのです。
しかも牛飼いがいるわけでなく、牛たちみずからユラユラする橋を渡るのです。
けっこうバランスが大変なのですが、生まれてからずーっと利用しているらしく放牧?で自由に歩き回る牛たちにとっては何ら難しいことはなかったようです。
マカピーはそれを見て思ったのです。
「マディソン郡の橋」という映画で有名になったCovered Bridge(カバー・ブリッジ)はマカピーが学生時代に酪農実習で1年間過ごしたアイオワ州に沢山ありました。
実際にその橋のいくつかを渡ったこともあるのですが、ホストファミリーのロバートは「川が見えると馬が怖がるから、家の中を抜けるように作ってあるんだ」と説明していました。
本当にそうだろうか?
ネパールではチョバだけでなく別のつり橋でも動物が勝手?にわたっていました。標高3000メートルを超える場所でもヤクという毛むくじゃらの牛が小さな橋を渡っていたのを見ました。
ネパールにはタカリ族と呼ばれる交易をしていた部族がいて5000メートルを超える峠を抜けてチベットと交易していた際に、ヤクは大活躍したのです。当然断崖絶壁のような場所も沢山あり、橋もあったはずです。
マカピーはつり橋をわたる動物を見ていろいろ考えてしましました。
ゆらゆら揺れるつり橋は好きですか?
マカピーでした。
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