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出来る事しよう。 マカピーな日々#0081

マカピーです。

降り止まない雨に各地で発生する水害のニュース、そして今朝(2020年7月9日午前6時5分)の茨城県南部を震源とする地震発生では、震源に近いところに住んでいるので地震アラーム警報よりも先に、ゴーッと地鳴りがして小さく突き上げる感覚にドキッとしました。

マカピーは幸か不幸か、阪神淡路大震災発生の時にネパール、東北大震災ではザンビアにいたので大きな地震を経験していません。

関東大震災(1923年)を経験した祖母は、発生時に桑畑で養蚕用の桑の葉を摘んでいたそうですが、その強い揺れに立っていられず、目の前の桑の木にしがみついたそうです。

近くの様子を見ると灌漑用の小さなため池の水が大きく波打ち外にこぼれだしていたそうです。揺れが収まり家に帰ってみると瓦屋根が落ちていたそうですが、家の中もあまり家具のない時代でしたから、群馬ではそれほどの被害になっていなかったようです。

(マカピーの実家は現在110年以上経つ古い家で、数年前に改築しています。基礎部分が玉石の上に柱を乗せている特徴あるもので、寺社仏閣にも似た建築だったのです。あんな構造だったからこそ?地震を免れたのかと感心します)

ただし、その後に発生した火災は夜空を紅く照らし、心配になった近所の人が前橋での火事だと思って出かけたら、やがて帰って来て「あの光は前橋じゃあなくて、あの東京が燃えているらしい」と情報を持って帰ってきたと語っていました。

現代は家屋内に沢山の生活物資が溢れているので、震災の際にはそれがすべて床に散らばると考えた方がいいと防災資料にありました。食器棚からドヒャっと中身が床にこぼれ落ちたら足の踏み場もなくなるのは一目瞭然。

マカピーはそう分かっていても、食器棚のとびらが勝手に開かないように紐を付けたり金具を付けていません。倒れそうなタンスの上に空の段ボール箱で天井戸の隙間を埋めてませーん。寝床からすぐ手の届く場所にまだ運動靴を準備してませーん。ヤバいよー。

ああ、知識を得ても実践しなかったらダメなんですよね!サバイバルで生き残りましょう。

聖書の国、ヨルダンに滞在したときに各地の遺跡を見たのですが、ほとんどの遺跡になった都市群は度重なる大地震で壊滅的な被害を受けて滅んでいます。そして石造文化であったからという理由もあるでしょう。

地震の巣窟ともいわれる中央アジアのウズベキスタンの家の構造は防寒用に泥を多用します。壁の厚さは60センチ以上、更に天井に葦を編んだマットの上に泥を乗せるのです。こうすると断熱効果は高まりますが、地震の際には梁が割れ重い天井裏の泥が落下して下の人は簡単に圧死するのでした。

木造建築は時代と共に地上から消え去りますが、石造部分や地下埋蔵された施設は後世の人へ教えてくれる事実が沢山あります。そうした貴重な教訓を私たちは受け継いで生き延びるすべを手に入れ実践すべきでしょう。

東北の津波の記憶では「てんでんこ」と、各自が生き延びることに重点を置いてます。助けたい命があるけれどもそうできないと判断したら自分が生き残ることに全力を挙げることが必要です。

皆さん、あきらめず災害大国ニッポンを生き延びましょう!

まかぴーでした。


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