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その時アナタならどうする?マカピーな日々#0648

マカピーです。

とっさの判断というのがありますが、こんな時あなたならどうします?

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国立公園内でも、どうすべきか判断に迷う事が発生します。

例えばこの一連の写真を見てください。ゾウが一本道を橋を渡ってやってきました、そしてアナタは車の中にいます。(先日訪問したシュシュルウェ=イムフォロジ公園で実際見た光景です)

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先月も世界的に有名なクルーガー国立公園(リンポポ州)で事故があり、ゾウに襲われたサファリ用のトラックはクシャクシャに壊されました!(皆さんうまく逃げたそうです)

かつて、ケニヤでインターナショナルスクールの生徒を引率していたスタッフが、徒歩のサファリでゾウに襲われその牙にくし刺しになって、死亡した話も聞きました。

確かに、後方に走り去る事も出来ますが、実は難しいものがあります。

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この場合ですが、車は動かずジーっとゾウが立ち去るのを待ちました。ゾウは車をチラ見して脇の茂みに入ってゆきました。

普通はこれでいいのです。

車の中が一番安全です。

こうしたことは、きちんと説明を受けていれば分かる事ですがガイドなしで自分の車で公園内をサファリすると判断に迷うことになります。

そして、不用意な動きは、当物たちに別の行動に駆り立てます。それは動物園にいる動物とは全く別物の「野性」を持っているだからです。

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ボツワナに「チョベ」というゾウで有名な国立公園があります。

事件はそこで起こりました。

そこの公園も、自分の車を持ち込んで保護区内を自由に見て回ることができます。

2組の中国人カップルが、ワゴン車に乗ってこの公園を訪れ野生動物の写真の撮影を楽しんでいると、ラッキーなことに獲物をむさぼるライオンに出会いました。

中国人カップルの男性二人は車を止めて、そのライオンのそばへ行きポーズをとる事にしました。顔を血だらけにしたライオンと自分達をビデオに収めてもらおうと女性にカメラを渡し、そのライオンに近づいて行ったのでした。

中国女性2人は、男性の雄姿を撮影していたのですが、そのまま二人の男がライオンの餌食となる様子をビデオで収めることになるとは思いもよらなかったのでした。

二人の男性は、結果的に肉食動物がもっとも興奮している食餌中に、新たな獲物を与えてしまったのでした。

中国人女性は車の中で狂わんばかりに泣き叫んでいたところ、近くに別の車が来て、どうも様子がおかしいので、尋ねると事故の模様が判明したのでした。

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もちろんガイドがいても、彼が許可しない限り、サファリカーから一歩も出てはいけないのです。

でも、自分の車で出かけるときはそのリスクは負わなければなりません。自然はそれほど甘くないのでした。

プロの指示に従わないと、とんでもないことになる事があります。それを数回のサファリの経験で知ったかぶりは良くないです。

自然に対しては常に謙虚に行動することをお勧めします!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。それでもサファリは楽しみです!


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