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紫色の匂い!マカピーな日々#0093

マカピーです。

マカピーは紫色の花を見るとその匂いが感じられます。

いったいどうしたというのでしょうか?ザンビアの我が家の前のジャカランダが開花すると通りが一斉に淡い紫色に染まりました。その時にフッと紫の色の匂いが感じられました。


そして過去のいろいろな紫色の花の香りがよみがえり、その多くが共通の香りを持っていたことに気付いたのです。

京都の老医師にそのことを話すと彼はこういうのでした。「確かに色そのものに香りを感じることはあるんだよ」

じゃあ、紅い花はどうだろう?と記憶をたどっても何もヒットすることはありません。どうして紫色なんだろう?

古来、紫色は高貴な色とされてきましたし、ムラサキはそれで染めた絹の鉢巻きで病気になった際のおまじないのように使われていたので、歌舞伎などでその様子を見ることができますね。


ジャカランダはもともと南米の原産らしいですがその美しさから世界中に広まった樹種のひとつです。マカピーが最初に見たのはオーストラリアのブリスベンで早朝空港から市内に向かう道路にまるで紫色の桜があるように見えて運転手に何の花か尋ねると「ジャックリーンダ」と言われて名前を覚えたのでした。

平たい実の中にオブラートのような羽を持った種がびっしりとあり、これを巻くと案外簡単に木が育ちます。長崎県で町おこしに沢山のジャカランダを植えているところもありますね。

ただし、寒さに弱いので雪の沢山降る様な所はむつかしいようです。

マカピーの紫色をめぐる話でした。


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