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似て非なるもの マカピーな日々#0238

マカピーです。

福島県の会津若松市に行ってお土産に酒粕を買って帰りました。

そうです、酒粕です。

マカピーの家の近所にも造り酒屋(埼玉県)がありそこでも酒粕は売っていまが、それは酒を絞る際にできた圧縮された酒粕で、つまりは板状ですこし固いものが売られています。これで甘酒をつくったり魚の粕漬けができるわけですね。

最近のマカピーの朝食の定番となっている酒粕ペーストは柔らかいのが欲しいのですが、板状酒粕はオリーブオイルをいれても蜂蜜を入れてもなかなかトロトロ状態(ペースト)になってくれないのです。

ところが、会津の酒粕は全く似て非なるものでした。お味噌よりももっとトロトロ状態で売っています。普通にスーパーマーケットでも売っていますし酒屋さんではブランドのお酒を絞った高級な酒粕まで売っているのです。


色もお味噌色です。何でかな?と思って説明を見ると「練り粕」で板酒粕をもう一度加工して美味しくしているのだそうです。

マカピーはこれまで「練り粕」の存在を知りませんでしたが、今回会津に行くと義母の姪っ子はスーパーマーケットや酒屋さんで1㎏入りのパックを次々と買って行くのです。そんなに買ってどうするの?

「会津の酒粕はなんにでも使えるのよ。それだけで舐めても美味しいから私の父は酒のつまみに湖の酒粕をなめていたくらいだもの」

「酒飲むのに酒粕ってあり?」

「だまされたと思って試してごらん、うまいんだから」

「まあ、とりあえずパンにつけて食べてみます。これだったら板酒粕より塗りやすそうだし」

「うん、絶対美味しいよ!」

彼女の会津郷土愛というか「練り酒粕愛」は本物でした。

(写真を見ると違いが分かりますね。白い普通の板酒粕は毎日食べていたので小さな塊になってしまっています)

そして、旨いですね。

まろやかでもちろん蜂蜜とオリーブオイルとの相性も良く毎朝楽しんでいます。

そういえば近くの春日部という市がありますが、もともとは「粕壁」と明記されていましたし、地名としてもまだ粕壁があります。

マカピーは粕漬けも大好きです。いわゆる奈良漬けですがマカピーは「新六」が大好きなんですね。

前述の義母の姪っ子は、お土産に必ずこの新六を携えてきてくれてその味を知ったのです。

と書いていたら神戸の友達が突然奈良漬けを送って来てくれました。この奈良漬けの酒粕は真っ黒なんですが、実に美味しい!もったいないので包装のラップ紙にくっついているのをこそぎとりディップしたり即席お味噌汁にしたり最高です!

マカピーでした。

最後までお読みいただき本当に感謝します。毎日精進してマカピー的史観をお届けしますのでお読みいただければ嬉しいです。



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