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計画停電が始まるって、どういうこと? マカピーな日々#0554

マカピーです。

世界をリードしようと頑張っている中国は、オーストラリアからの石炭輸入が止まって電気不足になっているというニュースを聞きいて、そりゃ大変だなあって同情しました。

でも、どうしてあの国はガンガン火力発電しているのにカーボンニュートラルの話には上がってこないのか不思議ですね。

日本は世界中から脱火力発電を迫られているのに・・・、ですが今日の話題はそんな話ではありません。

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ダーバンで計画停電が開始されたんです。

大家さんのエルダが電話のメッセージで「今朝の10時から2時間電気が止まる」と知らせてきたのです。

今日は10日ぶりくらいにとてもよく晴れ渡り、生乾きで妙なにおいのしていた洗濯ものもからりと仕上がりました。

庭に出てみるとリチャードとエルダがいるので「計画停電(Load Shedding)」について続きを聞くことになりました。

エルダ:「ここはゾーン14番で、これから1週間にわたり時間帯を変えての計画停電が行われるから気を付けてね。後で停電通知のアプリを教えるわ」

マカピー:「ありがとう。ケープタウンには原子力発電所もあるくらいの国だから、停電とは無縁だと思っていたんだけどね」

エルダ:「まったくこうなったのも前大統領のせいで、彼は犯罪者よ!」

マカピー:「でも一旦収監されたのに、健康を理由に仮釈放されてるよね」

エルダ:「世界中同じだと思うけど、すべてお金で解決よ!8年間大統領やってから相当蓄財できたんでしょうね。とにかく国有企業などの不正がありその間、まったく火力発電のメンテナンスやってこなかったのよ!こんな事態になって、はずかしいったらありゃしない!」

マカピー:「いろいろ経験できて面白いよ!フィリピンやネパールでも24時間停電などよくあったんだ。そんなに驚かないよ」

エルダ:「それなら、いいんだけど。冬の間は停電があると本当に困るし、突然の停電よりもこうして通知のある計画停電の方がずっとましなのよ!」

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それで思い出したのですが、家族で初めて暮らしたマニラ、というかそこで子供が二人生まれたのですけど、あそこの停電は酷かった。最長3日くらいあって冷蔵庫の中身はすべてダメになりました。

本来おしゃれなマカティ地区のレストランなども、今みたいに大きな発電装置を持っていなかったので、通路にホンダの小型の発電装置を置いて営業していました。

それでも容量が足らないのでエアコンを稼働できませんから、窓を開け放したままでいるとそのジェネレーターの騒音がうるさくて困りました。

さらに困るのが暑い夜の停電です。ろうそくの明かりが頼りになるのですが暑いところに火をたくので、汗がダラダラ状態でした!

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ネパールも停電が多発していました。

子供たちが覚えたネパール語の言葉「バッティ・ガヨ」

だれもが、停電になったらどうしようもないことを経験したのです。

たまたま日本に休暇で戻りある家で泊った際の夕食時に、テレビをつけたままでいるので子供たちの注意がそちらに行ってしまいます。

マカピー妻がリモコンスイッチでテレビを消して「あ、バッティ・ガヨ」って言ったらマカピー息子3人は納得して夕食に集中したのです。

ところが、部屋の電気がついているのにテレビだけ消えたトリックに気付いた、そこの家の子供たちは「テレビつけてー!」って騒いでいました。

父親に似てマカピー息子たちって、とっても単純だったんですね!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。明日は朝の6時から8時まで!









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