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なんだよ、歯医者に行かずに済むと思ってたのに! マカピーな日々#0550

マカピーです。

日曜日の散歩の帰りにWoolworthというスーパーマーケットで店内をぐるっと見て回ったらどうしても、欲しくなったのがローストチキン!

一羽分で700円くらいでした。なんとも皮がコンガリと綺麗に焼けていてそのコーナー一帯に漂う香りに衝動的に買って帰りました。

さすがに一度に、一羽丸ごとを食べられません。

早速その三分の一をモグモグかぶりついて、地元の赤ワインで流し込みながら、今後の作戦を練りました。

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「そうだ、残りは冷蔵庫で冷たくした後、サラダにほぐして入れて・・・」

と翌日の献立にどう使うかを考えていると・・・

ガチッ!

あれれ?石でも混ざってたかな?

まさか、ローストチキンに混入していないだろうしなあ、指で異物を取り出しました。

ありゃりゃ奥歯の詰め物(Filling)が取れて、更にチキンと一緒に噛み砕いてしまっていました。

ウワーッ、やっちまったー!

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これってベトナムで治療した時のセラミックス製でしたが、結局5年くらいしか持ちませんでた。

実は同時期に治療した他の歯でも脱落してしまったので、そちらは日本を出発する前に地元の歯科医で治療してきたのでした。

日本出発前には、何とか半年間は大丈夫だろうか?と思いつつかかりつけ医にいろいろ相談したんですけどね。

つまりセラミックスそのものは劣化しないけど、接着剤やその他が劣化しちゃって脱落しちゃうようでした。ヤレヤレ

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とはいえ、穴の開いたままで、毎日の食事を流動食にするわけにゆきませんので何とかしなければなりません。

「そうだ、大家さん夫妻に良い評判の歯医者がいないか尋ねてみよう」

早速奥さんのエルダに連絡すると、地元のいい歯医者を紹介してくれたばかりでなく、翌日の午後に予約までいてくれました。

まったく、ふたりのさりげない親切にはいつも感謝です!

言われたところへ行って見ると、住んでいるところからわずか500メートルほどのところにあるMedical Parkと呼ばれる施設だったので、マカピーも毎日の通勤路でしたが利用しないから気づきませんでした。

このMedical Parkって何かというと、個人医が集まっているビルなんですね。受付はインド系のおばさまです。

「これを記入してね」と渡された問診票など、4枚もあるよ!

今日の体調だけでなく、既往症やCOVID-19の感染に関するもの、そして最後にそこの「治療を受けることへの誓約書」にもサインさせられました。

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結局、白人男性歯科医師の治療は欠損した部分をレジン(樹脂)整形して紫外線?で硬化させて研磨するというものでした。

マカピー:「これどのくらい持ちます?」

歯科医師:「Durbanには、後どのくらいいるんだい?半年、なら大丈夫だろう。ちゃんとした治療をしたいんだったらジルコニアのバッチリした歯冠にするよ、たった2回の外来でOKさ」

マカピー:「これで助かったよ。必要だったらまた来るね。ありがとう」

所要時間は、1時間足らずで終わったのですが、この時に打たれた麻酔がかなり強力でした。

アシスタントの看護師から「麻酔で感じないからって、自分の唇や舌をかまないように気を付けて。それから嚥下が上手くできないから3時間くらい食事しないでね」って言われました。

確かに、麻酔のしびれが首筋を駆けあがり頭痛もしてきたので、家に戻ってベッドで休むことにしました。

そこの治療費用はちょうど1万円程度。保険もないのに、案外安かったと思いました。

夜半になりお腹も減ったので、何か作って食べようかとするのですがどうも唇や舌の痺れが抜けないのと頭痛が続き諦めて寝る事にしました。

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翌日仕事場で秘書のトリシアさんに昨日の顛末を伝えました。

トリシア:「(笑) 3時間なんて嘘よ、たいがい半日は休まないと痺れが取れないのよ!

マカピー:「そんなに長く?それじゃあ仕事を休まなくちゃいけないよね?」

トリシア:「だって、マカピーさんも実際に家に戻っても仕事できなかったでしょう?」

マカピー:「確かにそうだなあ。食べるのにも、こぼさないように苦労したし」

トリシア:「でしょう!? ここでは歯医者に行ったら人は仕事を休むのよ!」

マカピー:「日本では多少痛くても麻酔しない傾向だなあ。ここはかなり積極的に麻酔をするみたいだね!」

トリシア:「患者は治療の痛みが嫌で、どうしても麻酔をお願いするからそれが普通になっちゃったのよね、きっと」


マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。出かける前には忘れずに!



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