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テクニカルアナリスト第1次資格試験の試験対策

2021年1月17日にテクニカルアナリスト第1次資格試験を受験してきた。今後、この試験を受ける人のためのどういった勉強をすれば良いのか共有しようと思う。

主催団体は、『日本テクニカルアナリスト協会』。

試験までに自分のやったこと

過去に受験したことのある方々の体験記をググったところ、テキスト4冊を5周したという方もいれば、毎月提出する練習問題(50問x5回=250問)を解けるようになれば十分など、幅のあるデータが得られた。

試験が○☓形式の200問(マークシート)であること、合格率が75.66%(2020年1月の結果)であることをふまえ、練習問題を重点的にやることを決意。ただし、この試験を受けるまでに費やした費用を加味すると、少し保険をかけて練習問題で出題された範囲だけテキストを読み直すことにした。また、NATTがブラッシュアップ講座を開講していたので、こちらはしっかり受講した。

実際に試験を受けてみて

体感として、練習問題と類似した問題が50%といった印象。(練習問題からというより)テキストから満遍なく出題されているみたいなので、どうやらテキスト5周する勉強法が正しかったみたい。

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盲点だったのが、200問を120分で解かなければいけなかったこと。早い人は70分程度で終わっていたみたいだけど、勉強不十分の自分は迷いながらの回答だったので、ほぼほぼ120分を消費。当日は、太めの2Bの鉛筆とよく消える消しゴムを持参し、少しでも時短の対策をすることをすすめる。
試験の難易度は全く高くない。単純に記憶力の問題。

コロナ禍の影響

試験会場の空席が多かった。ざっと見、2割位が空席に感じられた。これらの空席が単純に未受験で不合格にカウントされるのか、試験日をズラした方で合格率にカウントされないのかが気になるところ。

その他 - この試験(資格)は役に立つのか -

金融関係の仕事の方は名刺に、本試験を合格した旨を記載できるらしいが、その以外の方にはメリットはないかと。
テクニカル分析の知見を得るための一つの手段としては意味があるとは思う。

正直、高い受講料(受験料)を払わなくてもマーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合(ジョン・J.マーフィー著)を読み込んだほうがずーっとコスパが良いです。

試験会場の最寄りが東京駅だったのでちょっと足を延ばして兜神社に初詣したことは大切な思い出。

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