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『ダイナミック・プライシング』


これは良い。

電車が止まってる時や休日前や雨の日はタクシー争奪戦になったりもするし、高いと思うなら乗らなきゃいいだけだから値上げでもない。

たとえ高い料金を払ったとしても乗りたいと言う人だけが利用すれば良いシステムだから、これは良い試みだと思う。

状況や時間帯で値段が変わるのはUber EATSっぽくて、アメリカの合理主義が反映されてていいね。

最近よくあるのはアプリ配車を取っても、目的地に向かってる途中でキャンセルになるパターン。

これは何が起きてるかと言うと、お客さんがアプリでタクシーを呼びながら空車を探していて、空車が見つかったらアプリをそのままばっくれてお終い、みたいなことよくやってるせい。

ヒドいのになるとキャンセルさえもせず、ずーっと来ない客を待ちぼうけさせられ、金曜日の夜の忙しい時間帯を数十分無駄にさせられることも。

アプリ配車を無視しても何のペナルティーも無いせいで客側は気軽にそういうことをする。

せめてキャンセル料が発生する、もしくは次使おうとしたら制限がかかるようにしないとダメだろ。

無線配車ではちゃんとオペレーターがそれをやっていたから、アプリみたいな『無責任配車』が無かった。

仮に何らかの手違いで待ちぼうけになっても、後で迎車料金+待ちメーター料金が支部に届けられたこともあった。

だから、タクシー側もずっとアプリを回送状態にしてそもそもアプリ配車を取らないし、取ったとしても向かう途中でお客さんを見つけた場合はその人を乗せてしまったりもする。

タクシー側がキャンセルしてもペナルティーは無いから。

そうなると、ずっと雨の中でアプリ配車を待ち、空車をスルーして待ってる真面目な人が馬鹿を見ることになるからアプリ配車には何らかの対策が必要だと思ってた。

4月3日から羽田空港国際線ターミナルのECD(English Certified Driver)レーンが2列になるし、今年は世界がどんどん良い方向に進んでいきそうで楽しみだ。

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