日記24/06/09
ぼざろ総集編前編を観てきた TVシリーズも原作もノータッチの初見です
まず感じたのは、総集編映画としての完成度の高さ。
個人的な総集編あるあるとして(ここ省略されてるな〜)(俺は今たくさんの情報を取りこぼしているんだろうな〜)という思考がチラついてイマイチ物語にノリきれないという現象があるのだけど、本作はその辺りが非常に上手く処理されているように感じられ、ダイジェスト感無く物語を楽しむことが出来ました。
その一方で、途中にBGMのみのモンタージュで展開される練習シーンでは、TV版では愉快なセリフが入っているであろう雰囲気をバシバシ漂わせており、そちらへの興味も存分に引き立てられました。コレだけ書くと言っていることが矛盾しているようだけど、とにかくいい塩梅だったんですよ。枝葉の省き方が丁寧というか、物語の軸を傷付けないギリギリのラインを攻めている様子が美しかったです。
物語としても真っ直ぐ面白かったですね。
チームの中で最も欠落を抱えているように見える人間が、他の誰にも解消出来ないチームの危機に直面した時に満を持して能力を発揮する展開、どうあったって燃えてしまう。
ライブシーンも流石でしたね。
(僕が知る限りでは)初めて他者を思ったことで覚醒を遂げるぼっちちゃんのカタルシス。ぼっちちゃんの変化をつぶさに感じ取り即座に合わせられるリズム隊の頼もしさ。必死に自分の仕事に取り組む喜多ちゃんのひたむきさ。ただ音楽が素敵だったり、アニメーションが素敵だったりという所にとどまらず、各キャラクターの内面的な魅力がコレでもかと滲み出る、とても見応えのある一幕だった。緻密だな〜
本番では喜多ちゃんが周りを見られるようになっていたのも経過を感じられて良かったですね〜
概ねそんな感じで、大変楽しめました。後編も楽しみです。
ちなみにキャラクターはリョウさんが好きでした。生き様にシンパシーを感じる。おこがましくも。
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煌さまってあんなにテクノやるんですね
【今日の好音楽コーナー】
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