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料理教室に通う ❝死ぬまでにやりたい「り」のこと❞

「死ぬまでにやりたいあいうえお」シリーズ。
習慣化が苦手な私が、noteを更新し続ける事が出来るようになる事を目的に、自分にルールを設けて始めたシリーズです。

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本日は「り」の日。

料理教室に通う

「おかあさん、クックルン見たら? クックルンは子供の番組やけど、大人も見て大丈夫やけん。クックルン見たら美味しいごはん作れるようになるよ」

クックルンをご存じでしょうか?

かの有名なNHKの子供向け料理番組です。

私の時代で言うところの「ひとりでできるもん!」です。

これですね、懐かしいです。

そんなことはさておき、衝撃の娘の発言でした……

「えっ! お母さんのごはん美味しくなかったん?!」

「だって、いっつもいっちゃんご飯残す時とかあるやろ?」

「お腹いっぱいで食べれんって言いよったやん」

「お腹いっぱいでも、美味しいもんは食べれるんやって」

「( ;∀;)!!!」

なんとも悲しい現実でした。
不味くはない、けど大して美味しくもない。これが本音だと思います。

子供の舌は、大人のそれとは違うので、そこまで気にしているわけではありませんが、できることなら美味しいものを作りたい。

料理上手な人に憧れます。

作ること自体は嫌いではないのですが、なんとなく隙間でバーってやるのはあんまり好きではなくて、平日のドタバタはさておき、

せめて休日くらいは丁寧に、家族が「美味しい~!」って言ってくれるような、見た目も美しいご飯を作りたい、それをみんなで囲んで食べたい

と、そう思うのは、やっぱり家族の食と健康が気になる「母」故かもしれません。少々時代とずれてるな……と思ったりもしますが、やっぱり私はどこまで行っても「お母さん」なのです。

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私の母は夜勤有りの看護師をしながら、老健施設や介護施設の夜間のパートもしていて、よく働いていました。
高校時代、寝食を共にする家族の一員として「この人はいつ寝てるんだろう?」といつも疑問に感じていましたが、家族の食事に関しては殆ど手を抜いたことがありませんでした。そして美味しかった。

私の中では「お母さん=料理上手」というイメージが焼き付いています。

しかし、私自身はどうかというと、母に負けないくらいバタバタした生活ではありますが、子供との生活を思うと自分の精神的な健康が最優先で、睡眠がどうしても譲れません。
そして食事をメインとした家事がまぁ見事におろそかになります。

「今は仕方ないかな……」と思う心と、「今しない習慣が付いたら、もうずっとしない生活かな……」と思う心が行ったり来たりしながら、もう少し子供たちの生活スタイルが変わって、自分の時間の使い方も変わったら、料理教室に通いたいと、タラればをほざいています。

料理教室に通って得たいものは家族の「美味しい」です。今でも「美味しい」が得られないわけではありません。夫も子供たちも時々は言ってくれます。
ただ、自分の作った料理に対する思いや手間や自信と、家族の「美味しい」という言葉がどうもマッチしなくて、消化不良を起こしています。

どこに通うかはもう決めています。あとは扉を叩くだけなのですが、今のところ、時間が捻出できそうにありません。
いつか、いつか料理教室……

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明日は「る」の日、最後までお読みいただきありがとうございました。

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