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短編小説:瓶詰少女ハ何ヲ想フ

物語の概要

僕には彼女がいる。と言っても、世間一般の恋人達のように手を繋いでデートしたり、キスをしたりということはできない。それどころか、会話をすることも不可能だ。なぜなら、僕の彼女は小さな瓶の中に詰められているから。観光地で、よく浜辺の砂なんかを詰めて売られている小瓶の中で、僕の彼女は生きている。(本文冒頭より引用【全文字数:2,343字】)

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2,399字

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