グレイステクノロジー(6541)についてのメモ(1)

2/12 発表の3/4四半期決算は、売上の前年同四半期比の伸びが75%と急伸していたのが目を引いた。

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同社の決算短信にはこうも書いてある。

②売上高の季節的変動について
 当社グループの主要顧客先は国内大手メーカーであることから、国内大手メーカーの予算執行期日が事業年度末である3月および9月に集中する傾向にあるため、当社グループの売上高の計上時期が第2四半期連結会計期間と
第4四半期連結会計期間に偏る傾向が高い反面、販売費及び一般管理費は各四半期毎に概ね均等に発生するという季節的変動要因があります。

これを素直に受け取れば、季節要因として売上が上がりにくい第3四半期の売上が対前年同四半期比で75%伸びたことになる。ということは、季節的要因で売上が偏る第4四半期の数字がどんなことになるのか、見ものだと思ってしまう。

アプローチの角度をかなり変えるが、株探の「チャート」には、「比較」ボタンがあり、グレイステクノロジーと任意の銘柄を比較して表示できる。NEXT日経平均レバレッジ(1570)と比較をしてみよう。グレイステクノロジーの上場は2016年12月なので、上場来の株価のパフォーマンスをグラフで比べる。

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視覚的に明らかなように、上場以来日経平均の2倍動くNEXT日経平均レバレッジ(1570)を圧倒するパフォーマンスである。ブルーオーシャン市場を自ら創造し、売上伸長率も営業利益率も高い会社に長期的視点を持って投資するということがいかに有利かをこのグラフは示しているのではないだろうか。

以下、はてなに自分がブックマークしていた同社に関する日経記事にリンクしておく。

あ、そうそう、四季報には販売先が載るようになっていたね。

【販売先】 ファナック,トヨタ自動車

日本の製造業のトップが顧客だということ。それならば右に倣えということになるのではないかな。

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