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ニュース解説プレミアム〈M&A BANK代表・冨岡大悟〉

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M&A BANK代表、監査法人IPO部・M&Aアドバイザリーを経て、兄弟会社のIdealink株式会社のCFOとしてM&Aを行う他、上場企業など複数社の社外役員も務める冨岡による… もっと読む
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ポーラが「FUJIMI」運営のトリコを通常のEC企業の3倍で評価した理由(後編)|ニュース解説プレミアム Vol.22

それでは前回に続き、D2Cブランド高額M&Aを実現する方法をお伝えします。 題材はポーラ・オルビスホールディングスによるパーソナライズスキンケアのD2CブランドFUJIMIを運営するトリコの買収です。 ▼ 前編はこちら ▼ 当期売上予想が13億円と言われる中、100%株式譲渡で買収金額が38億円となった本件は「かなり高く評価された」と言っていいでしょう。 その理由をポーラの開示資料の1ページ(下図)から推測し、9つの視点から説明を試みます。 【前編で解説】 ①成長率 ②

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ポーラが「FUJIMI」運営のトリコを通常のEC企業の3倍で評価した理由(前編)|ニュース解説プレミアム Vol.21

昨年末、2021年のM&A動向の一つとして、D2C事業の大型M&Aイグジットを予想していました。 早速、これに該当するM&Aニュースが飛び込んできたので今回はこれを取り上げます。 2月12日、ポーラ・オルビスホールディングスはパーソナライズスキンケアのD2CブランドFUJIMIを運営するトリコの買収を公表しました。 100%株式譲渡で買収金額は38億円です。当期売上予想は13億円だそうです。 この金額、どう思いますか? 高いでしょうか、安いでしょうか、適正価格でしょ

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