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マイムと音楽

note投稿150日チャレンジ、107日目。

マイムは音楽と似ていると思っている。

音楽は、分かりやすいメロディとリズムで人を陽気にさせる事ができるし、シリアスな雰囲気にもさせる事もできる。

マイムは、身体から表出する感情や空気感で、陽気さやシリアスさを表現できる。

それらは観ている、聞いている人の感じ方によってさまざまでもある。
人によっては陽気なものでもシリアスに感じられるような表現の余白を秘めている。
こうした想像力を刺激するような表現であることが、音楽とマイムは似ていると思う。


無声のパントマイム演技表現を用いたチャップリンは、完璧主義者で知られていた。

映画の撮影では、何十回も自身の演技を撮り直していたそうだ。
そして、何十回目のOKテイクでは、最初に撮影していた充分面白い2分ほどの演技が凝縮されて、数十秒の演技に変わっていったという。

繰り返し撮り直していく中で、無駄な演技やアイデアがそぎ落とされて、物語に必要な演技と、本質的な感情を表した演技だけが残ってOKシーンとして採用したらしい。

こうした映画作りや演技の作り方が、音楽的だとも思った。

音楽は、時間の芸術でもある。
限られた時間の中で、音域とリズムと、時には歌詞が入り、
本質的なメッセージを伝えていくものだ。

チャップリンが表現しようとしていた演技や、映画の作品は、
まさに音楽を作るように、テーマの本質に限りなく近づけたものを撮りたかったのかもしれない。

マイムと音楽の繋がりは、他にも構造として研究しがいがあるので、気づいたら書き残しておこう。

【今日の #まートレ
早起きまートレ
ストレッチ、太陽礼拝×4
チームターザン、ベリーダンスレッスン
ピンチャマユラーサナ


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