うみのそこまで
全部海のせいにして 溺れていく
海岸沿いに君が立っているよ
何も考えないで ただひたすらに揺れる
長い夢を見ていたの
だからあたし ここにいたいと思った
全部海のせいにして 沈んでいく
全部夢のせいにして 沈んでいく
どうか一度だけでも
海の底まで歩いていけたらなって言って
間違いだって犯すの
長い夢を見ているの?
ならば僕ら、ずっとこのままで
これで最後で 始まりも終わりで
右手に持ったスカーフと路地裏をそっと素通り
君はもういないから大げさに笑おう
大げさに笑おうよ
すごく美しい海を見たよ
君はまるで鳥になって宙を舞った
すごく美しい夢を見たの
明日になったら忘れちゃうかな
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