2022.4.8

カムカムが、終わったーーー。怒涛の最終回。内容もそうだけど何が怒涛かって、怒涛の速さね。速いわ!詰め込み過ぎだわ!別に最終回くらい15分拡大版にしたっていいのよ?YouTubeの動画を1.5倍速にして観てるような感覚だったわ。
結局フィクションならではの「世間は狭いね」案件が大量発生してたけど、みんないい登場人物だからまぁいいか。よかったポイント①、森山良子が日本語しゃべりはじめたらちゃんと安子っぽく見えるようになったこと。岡山弁しゃべったら、背の小ささとか、笑顔とか、ちゃんと安子に見えた。わたしずっとアニーが安子ならなんであんなに映画村とかで頑なに日本語しゃべらなかったんだろ、って思ってたけど、岡山弁だからか。自分はもう岡山に戻れない人間なんだから、岡山弁をしゃべるわけにいかないと思って、日本語しゃべれない体でひなたたちと接していたのかな。そう考えると腑に落ちる。それくらい、岡山弁しゃべりはじめたら、安子に見えた。
そしてよかったポイント②、最後のせりふ。幼い頃ひなたが練習したのに言えなかった「Why don't you come over to my place?」が、まさかこんな何10年も経ってからやっと言えたこと。これはめちゃくちゃおしゃれ!感動よりも、おしゃれさにときめいてしまった。あの伝説の神回、岡山帰郷のディッパーマウスブルースでジョーがるいちゃんに「お砂糖いれる?」って聞いたシーンに並ぶおしゃれさ。
考えてみたら、人間関係が深まるのって「ちょっと家に寄ってかない?」からはじまるかもしれないね。安子とるいを家に招いてラジオ聴かせてくれた家族とか、るいちゃんとクリーニング屋のおじちゃんとかね。つまりわたしも、気軽に人を家に招けるように整理整頓しておかないと。見習わねば…(何の話?)
ちょいちょいつっこみどころというか、謎演出というか、おいおいそりゃないだろよってところも多々あったけれど(多少とはいえない。多々あった。笑)、楽しい半年間だったなぁ。毎日深津絵里とオダギリジョーを堪能できた、貴重な作品でした。これに尽きる。あー、るい編もう一回最初から観たい!安子編は戦争つらいからむりかも…日本にとってはいま戦後だけど、世界は戦争中だもんなぁ。稔を亡くして呆然とした安子やみどりさんのような人が世界に今も山ほど発生してると思うと辛すぎるわ。気持ち暗くなってきちゃうのでこのへんで終わろう。来週からも楽しみ!誰が出るとかどんな話だとか、まったく知りません!神木くんのはもっとあとだよね?