最近聞いて良かった曲をピックアップ!!!

どうも、まーくんです。変な名前ですね。

今日はまともな記事です!比較的!!!

その名も「最近聞いて良かった曲をピックアップ!!!」

まあ判定が緩いので大体「良かった」になるんですけど!!!!!

イクゾー(デッデッデデデデッデッ\カーンッ/デデデデッ)

FAR (group_inou)

離れ気付きあぁ理想。「最近聞いた」ではなく前から聞いてたんですけど、冷静に考えるとリストの曲は大体前から聞いてた曲ばっかりです。
inouは大体好きなんですけど、アルバム『MAP』の曲は全部透明な空気があって好きです。
どこかのレビューで「このアルバム(MAP)は夏は夏でも高緯度地域の乾燥した荒涼たる夏」のようであると表現されていました。その通りだと思う。
同じアルバムだと『BLUE』や『MANSION』なんかも近い魅力があります。

悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE) (桑田佳祐)

UNIQLOのCMで聞いて桑田佳祐さんの新曲かと思ってたら30年以上前の曲でした。普通にいい歌。昔からあるなら知ってる方も沢山いると思いますが。
古き良きシンセの音が心地よいなぁ~が第一印象です。
メロディーもキャッチ―だし、桑田佳祐さんって才能あるんですね(今更)。
あとサビ終わりの「心に咲く花は君の香り」の音の動き、好きです。
コード進行とかサブドミナントがどうとか全然分かんねえけどよ、最近の「今までにない曲にするためにここで展開変えよう!」が一曲に300回くらいある曲より好きだぜ。スキを語るのに他を下げるな!ごめんなさい!!!

I Do L I love U (ノノイン・ニルオン/CV:近藤玲奈)

バンダイは早くゼノンザードを返せ。すみません音声と心が乱れました。
ゼノンザードっていうデジタルカードゲームのスマホアプリがありまして、AIのバディ(作中ではコードマンと呼ばれている)にプレイングを一緒に考えてもらいながら戦える、キャラゲーとカードゲームとAIの悪魔合体みたいなゲームでした。
そう、「でした」なのです。サービス終わってるんですこのゲーム。

ゼノンザードについてはおいおい別のところで語るとして、この曲はそのゼノンザードの中に登場するバディAI、ノノイン・ニルオンのキャラソンです。ちなみにサントラが発売されたのはサービス終了決定後でした。なんか色々惜しいんだよな……神ゲーなのに……

このノノイン、プレイヤーに自身を「ののっち」の愛称で呼ばせるアイドルAIというキャラです。詳細は省きますが、「AIゆえにちょっとピンボケしたアイドル像を持ってるけど、アイドルとしてもっとみんなに見てもらいたいからまっすぐ頑張る!」という実にいいキャラ付けがされています。ゼノンザードを勧めてくれた親しい友人は骨抜きにされていました。

そんなののっちのキャラソン。アイドルらしさ爆盛りのトッピング全乗せフラペチーノのようなキラキラっぷりで、聞いてて楽しくなる曲です。
「セーラー服はマシンガンがお似合い」とか「私がオバサンになっても……」のセリフとか、ののっちが過去のアイドルたちを学習した結果、リスペクトの結晶がてんこ盛りのアイドルソングになっています。

そう、この曲はもうののっちが作ったと言っても過言ではない。そのくらいいい曲です。ゼノンザードの背景を抜きにしても、面白くていい曲です。
もしハマったらみんなでバンダイに「ゼノンザード復活はよ」のご意見を送ろうな!!

Genesis (LoliDoll)

SoundCloudにある曲です。めちゃめちゃカッコいいインスト曲。
LoliDollさんの曲はゲーム音楽っぽいというか、もはや「どこかのラスボスで採用されてただろお前」ってレベルの曲ばっかりです。曲作ってる友達のツテで知ったんですが、特にこれは知ってから時々口ずさんでますね。知ってる作者からフォロワーを伝って新曲・新作者を開拓していくのも楽しいので、みんなもSoundCloudやろう。曲の宣伝しろよ。

タールマン (MINoiD)

以前あるライブでお聴きして以降頭から離れない曲です。
MINoiDというバンドの曲ですが、自分はギターの弾き語りで初めて知りました。
曲自体も格好いいんですが、歌声がすごい。生で聞いた時、「声量がある」ということの本当の意味を肌で感じました。ただ声がデカいだけじゃなく、質量を伴った声という意味での声量ですね。
歌詞自体のテーマは、「世の中のままならなさと、それ以上にどうしようもない自分の醜さ」だと感じました。ちなみにタールマンは「コールタール漬けにされたゾンビ」だそう。醜さの象徴としての主題なんでしょうね。

Drifter (キリンジ)

キリンジは前から好きだったんですが、ようやっと空で歌えるくらいには理解が深まったのでここに書いておきます。
堀込兄弟の歌声の特徴でもあるんでしょうが、キリンジの曲には雄大な海の広さのようなものが裏に感じられます。Drifterはまさにその良さが存分に出ている曲だと思います。
「手巻きの腕時計で 永遠は計れない」が一番好きな歌詞です。
抽象的で雰囲気も柔らかいので、この歌自体は考察されるものというより、聴き手が各々の思いを反映して聴き入るタイプのものだと考えています。

あいつら全員同窓会 (ずっと真夜中でいいのに。)

みんな大好きずとまよ。ただ初めてフルで聴いたの某音MADなんですけど。
さっき「今までにない曲にするためにここで展開変えよう!」が一曲に300回くらいある曲を茶化しました。
しかしこの曲は振り切って500000回くらい変えてますし、途中で笛の音を挟んだり、音の調子だけでなく歌の展開もラップに変えたり、変化をきちんと楽しませてくれる作りである気がします。流石流行ってるだけある。
歌詞は何をイメージしてるのか分かりやすいんで、ここで語るようなことは特にないと思います。
ただ、例えば「誰かを貶して自分は真っ当 前後を削った一言だけを 集団攻撃小さな誤解が命取り」に「SNSの炎上しょーもないよね」以上に深いメッセージが含まれてたとしたらぼくの負けでいいです。

クーネル・エンゲイザー (電≠鯨)

これも別に前から知ってたけどね(オタク特有の謎アピール)。
曲の構成も面白いんですけど、映像の表現にびっくりしました。
流行している曲や映像作家さんの作品とは違う、アングラ文化の中で生まれた作品の空気をひしひしと感じました。
だって手書きのゆるーい線の琴葉姉妹が、恐らくプリセットのエフェクトで画面上を出たり入ったりして、挙句よく分からない動物がドラムに合わせて「えっ」「ちょっと」「まって」と言いながら画面外に出ていくんですよ。
ネット上で沢山考察されるくらいには世界観がある曲なのに、手書きからドット絵に、フリーフォントや簡単なエフェクトで出来そうな動きの組み合わせという映像のゆるさ。
実際にはめちゃめちゃ労力掛かってると思いますし、何より音楽も映像も大好きで「すげー!」と思ってるので一切馬鹿にはしてません。むしろLOVEです。
音楽の中毒性も高いので是非聴いてみましょう、できればYouTubeで世界を堪能しましょう。ちなみにCHUNITHMにも入ってるらしい。すごいな。ここに歌詞ファイルをドロップ。

ロスト・デリュ―ジョン (フロクロ(Frog96))

フロクロさんは常に曲じゃなくてアイデアを聴かせていただいているイメージです。いや、曲がアイデア勝負のやつばかりって意味ではなく。
ロスト・デリュ―ジョンは韻の踏み方、重音テトの声の質感、ガチャガチャ、ガサガサとした壊れたラジオのような音作り、その全てがマッチして非常に良い世界観を作ってます。
最近の曲だと『黒塗り世界宛書簡』とも迷ったんですが、あっちだとよりアイデアに偏った解説になりすぎそうで今回は避けました。そういう分かりやすいインパクトを抜きにしてもフロクロさんの曲は魅力的だと思います。

終わりに

書いてるうちにどんどん他の話に脱線しそうになっちゃうんで、またそれぞれの項について話してみたいし、この記事の続きもどんどん書いていきたいですね。プログラミングのコードは書いてないけど。

~終~

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