食べ物に囲まれた空間で、生きるを考える「イケナナ個展「phase」」
油絵を中心に描くイケナナさんが描くのは、生きていくうえで必要不可欠な要素。食べ物に囲まれた空間で、生きるを考える。
福岡・博多のart space tetraさんでは、イケナナさんの個展「イケナナ個展「phase」」が開催されていた。
イケナナさんは、絵画の制作を中心に活動しているアーティスト。生きていくなかで必要不可欠な物事に焦点をあてて描いている方だ。
本展示では、これまでご自身が学んできた過程、今後の展望の共有として、「油彩画」などの展示をしているもの。一日のはじまりである、身支度、それぞれに与えられた今日など、さまざまなサイズで描かれていたり、ユニークな演出で展示されていたりしたものだ。
銀色のトレイにパッケージされていた作品。商品説明の記載項目の箇所など、細かなユニークさがあって面白かった。
卵やお肉など、普段僕たちが美味しく食べられている食品が大きく描かれている作品。調理する食材も、作って食べる人もひとつひとつが大事なもの、瞬間、行動で、当たり前の隙間のなかに変えのきかない出会いを感じた。