コンビニでみた気になる人たち①
※関わった人が特定され迷惑かけないように少し事実をぼかして記します
20代後半から40直前までコンビニで働いていました
この年代をコンビニで過ごす女性は少なめな気もしています
なんでこんなとこにいんの?主婦なの?めっちゃ聞かれました
働いて数年で結婚はしましたけど、気分は独身だったので私、独身なんです、の雰囲気でいました(さすがに最後の数年は無理があったが)
わたしのような感度の高い人間がコンビニにいると毎日が刺激的
いいことも悪いことも心配なこともいっぱいみました
冬の夕方、薄手のパジャマの子どもを連れたママが外でタバコを吸っていた
子どもに対して「シッシッ」と手で払いのける仕草
何も声かけられず見ていた
しばらくするとママはトイレに行き、子どもは外で待っていた
トイレから出たママは走って出て行った
子どもを連れて行ったか定かではない
トイレで何かあったな、と思い見に行ったら、洗面に某薬の空き瓶が置いてあった
箱も薬の瓶を開けるとき詰めてあるビニールもあった
ということは、ここで開封し、全部飲んだんだろうな、と
コップもないだろうし、洗面の水だけで飲める、ママ、すごいな、と思いながらも
子どもはどうしたんだろう
店の中、周りをぐるっと探したがいなかった
バイトの子が「最低な親ですね」と言った
その言葉が私にグサッと刺さった
もしかして、そのママは私だったのかもしれない
私もいずれそうなるのかもしれない
決して他人事とは思えなくて
私がトップの社内資格を取りたかったのは、こういう時、オーナーや店長の意向を丸々守らなきゃいけない、ということからだった
その資格があれば、店長に近い権限が与えられる
通報してどこかとつなげられたのではないか、いつも思ってた
一バイトの自分がそれはできなかった
あの子とママが今も元気でいられたらいいな…
それ以降、そういう時、行動できる自分でいたいと思っている
と同時に、誰かに雇ってもらう働き方は私には向いていないのかも
リスクに対するマネジメントは社内で共有したいと思ってしまうので
自分のしたことを自分で責任を取りたい、いつも思ってた