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障害者手帳≠印籠

障害者手帳を印籠のように思ってる人は多いのではないでしょうか?

障害者手帳を取得すれば自動的に金銭的に減免されて、医療費もかからなくて、役所が対応してくれる
そう思ってる人もいるのかもしれない

障害者手帳と障害者年金はイコールだと思ってる人もいますよね

けれど実際そうではありません

年金の手続きは人によってはかなり大変な作業となりますし、身の回りのことができない方がメインとなるため、制度上重い障害の人が受けられる制度です

役所によると思いますが、手帳によるサポートを全て役所が把握してるとは限りません
別の課がやってることなどは把握していない職員も多いです

障害者手帳の取得に迷う人は多いと思います

けれど、手帳を取得したら自動的に何もせずサービスが受けられたりお金がもらえるわけではありません

等級の変更により今までと受けられる助成が変わる場合もあります

障害者手帳は印籠でもなく、魔法のアイテムでも詐欺アイテムでもない

医師はじめ、専門家が必要と判断して発行しているわけなので、何もズルしてません

印籠ではなく、日常生活困難がある部分を助けてもらうシステムであり、高齢者が福祉サービスを利用するために要介護認定を受けるのと同じではないでしょうか?

もちろん申請しても通らないこともあります

その人自身の障害の有無や障害の重さを表すもの、というより、「役所がその人をどこのカテゴリーに属すと判断してるか」というためのアイテムだと思ってます

制度上、手帳の有無と等級は必要だけれど、私は等級とは「役所が決めた記号」くらいにしか思ってません

手帳で傷つく人、手帳で傷つく保護者が減るといいな

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