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25年前の、忘れ物。

工業高校を卒業してから、いろんな仕事を経験した。

お弁当屋さんやコインランドリー、季節労働やマンションの掃除や新聞配達。大好きなハンドメイド を通じてたくさんの素敵な方々と出会えたり。

工業高校を卒業後、埼玉県にある住宅メーカーねは職業訓練校に就職して、一般住宅の戸建て配線業務を学びながら工事に携わらせてもらったことも。

色々な出来事やきっかけは、何をしていても何かをしていなくても、ふとした 気付き を 実行するかしないか にあるような気がする。

25年前、私は、工業高校電気科を卒業したのに電気工事士2種の試験を一度も受けたことがなかった。試験の日が年に2回ある部活の大会と日時が被っていたのも相まって「部活をやっているから」を理由に、電気工事士試験を受けていなかった。

でも、ふと、

「落ちたらなんかカッコ悪いから の 言い訳やん」

と、25年前の私に、25年後の私はツッコミを入れた。

準備資材の購入や本を買って、一応、小指の爪ほどの実地経験値を信じて取り組んでいる。これがまた、小指の爪ほどの経験値が意外と宝物だと気づいた。

もともと、私は本はあまり読まないタイプで内容を読みながら、内容をきちんと理解するまで時間がかかる。でもこれがまた、小指の爪ほどの経験値が意外とムクムクと生きていて、びっくり。さらに、試験対策本で見た完成イメージを形にする ということも、大好きなハンドメイド を通じて、個性やイメージを形にするたくさんの素敵な作家さんの作品や思い、背中を見させていただいてきたからか、意外とスムーズに思えるのかもしれない。

全てを活かす 

空っぽの自分自身の中身を今一度組み立てる

電気工事士2種の試験は人生初のチャレンジだけど、25年前の忘れ物でもある。

自分自身の回路を改めて組み立て直しながら、小指の爪ほどの経験値や出会いや気付きに感謝して、25年前の忘れ物にチャレンジ。25年間の私にはなかった事や気付きを活かそう。


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