部署の立ち上げに関わった話 第三話

やれやれどこまで続くのか。このシリーズ。
需要あるのかどうかはともかく書き連ねていきますよん。

みんなで決めた夢。そこに向かって頑張っていました。それは

この地に支社を自分たちの利益で立ち上げること

でした。とはいえ、入社1,2年目の分際。
どうやったら支社が立ち上がるのか、どのくらい利益をあげないと黒字にならないのか。そんなの全然わっかりませーんの状態。誰にいえばいいのかも分からずでした。とりあえず、上司の上に掛け合ってみようか。。。っていう程度。

そんな時に励みになったのが、東北の支社の立ち上げをしたAさんでした。
Aさんが東北の支社を立ち上げる時に支社長に立候補したときの申告書などを読みあさり、熱い(暑い?)想いを受け止め、自分達の糧にしていました。特に同期のBはその言葉に深い感銘を受け、その言葉で私たちを導いてくれました。

自分たちで支社を立ち上げるんだ!

その夢に向かって、みんな苦しい時も、辛い時も楽しんで新規をやっていました。
その1つに、ワクワクするような顧客に対して粘り強く営業をかけていく企画。
某所といえば!という企業をピックアップして、ひたすら営業しよう!そんな感じでした。

そんなこんなで、他のメンバー3人は新規をバンバンあげていきました。

しかし、私はというと。。。
いまだに新規がない状態でした。
年齢も、入社年次も一番上なのに、とにかく売れなかった。

新規アポも取れない。取れたとしても提案までつながらない。提案まで繋がっても、コンペ負けする。
そんな日々を送っていました。
周りの仲間は励ましてくれましたが、それが疑心暗鬼にもなり。

そして、配属から2ヶ月が経とうとしていたある日。
朝起きて、「仕事に行こう。」そんな気持ちになれなくなりました。

このままの気持ちでお客様にも仲間にも向き合うのは失礼だと感じ、入社2年目にして初めて仮病を使って会社を休みました。

もしかしたら、このグループにいるべきじゃないのかもな。。。

起き上がれず、布団の中で一人泣きました。

次の日、会社に行くと、一緒に働いていたメンバーからは「大丈夫でしたか?」と心配され、違う部署の上司からは「お前が休んでフロアがざわついたよ」と。

あぁ、こんな自分でも心配してくれる人はいるんだな。。。と。とても申し訳ないような嬉しいような。そんな気持ちでした。

ちなみに、後にメンバーにはこっそりと飲みの場でこのずる休みの理由を明かしています。
メンバーは怒りもせずちゃんと聞いてくれました。

心の中では思うこともきっとあったはず。それでも受け止めてくれるメンバーと仕事ができて本当に嬉しかったです。

その後も紆余曲折ありながら、この事件の1ヶ月後くらいには担当エリアで初めて新規を受注。
その後、担当エリアの社長さんと出会い採用のお手伝いをさせてもらったり、別のグループから担当エリアのお客様を紹介してもらって、ホームページを提案したり、新規で当たっていた会社の女性社長さんと、職場に製図台があったことから、意気投合して毎週のように商談という名の近況報告をしに行って。人材紹介を提案したり。。。

目の前にいるお客様に喜んでもらいたい。

そんな一心で営業をしていました。

みんなの頑張りが徐々に返ってきて、私の頑張りもなんとか返ってきた頃、人事発表を2週間前に控えたある日。

直属の上司より呼び出しがありました。

「やまざき、ちょっと。」




さて、長くなったので、今回はここまで。
直属の上司から何を言われたのか。お察しの通りといえばお察しの通りです。

ではでは。

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