あなたはどれを選びますか(ロールズの格差原理)
前提: あなたは貧困に苦しみ、生活保護を受給しようとしています。ABCの制度から、どれか一つを選ぶことができます。制度内で、どの受給額になるかは、くじ引きで公平に決まります。
A a.15万円 b.20万円 c.25万円
B a.1万円 b.10万円 c.100万円
C a.10万円 b.30万円 c.40万円
数字は私が適当に書きましたw ロールズのやつだと、もっと複雑なんで簡単にしたつもりですw
本題、これのどれかを選べと言われたとき、多くの人はAを選ぶのです。
つまり、自分ごとに考えた場合、最重要視するのは1番悪いところなんですね。
期待値だと、Bが1番高い。
中央値だと、Cが1番高い。
だけど、最低値が1番高いAを選ぶのが人。
すなわち、格差嫌いなんですね。平等大好き!
興味深いですね。詳しく知りたい人は、ロールズ格差原理で検索してくださいw
〜〜私見↓〜〜
平等ってなんだろう【定期】
くじでどの金額が貰えるか決まるわけで、機会が均等なんですよ。機会が均等なら期待値高い方選ぶと思いません??
何が言いたいかと言うと、男女雇用機会均等法とか社会の中で格差を是正するために色々と制度が設けられているけれど、機会均等だけじゃ不服なんですよ。
結果が平等であってほしい!
これが人の根底にある考え方。(もちろん努力量とか能力とかの評価もありますが…)
今まであんまり好きじゃなかった考え方だけど、アファーマティブアクションの必要性が分かりました。
〜〜結論〜〜
現在の社会において、機会の平等は前提として必要ですが、積極的な平等への取り組みというのが求められているのではないでしょうか。
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