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〜27歳から始めた修行その2〜

Maa2です。

横道だったのに続いちゃったじゃん。

・自分の練習内容やトレーニング管理を行うトレーナーっぽい自分
・管理されたメニューをこなし単純に何があっても練習するダンサーっぽい自分
・練習の動画を見て改善点を永久に見つけ続けるコーチっぽい自分
・練習の改善点や今後出るバトルのデータとかを分析し続ける研究者っぽい自分
・自分が気づかない点やアドバイスを永遠に他人に聞いたり、情報を求めていろいろ駆け回る新聞記者みたいな自分

について語っていたけど、一番下の新聞記者について前回は話した。
終わらなかった。こち亀スタイルや。もうちょっとだけ続くんじゃ。

好きなもの
ゲーム、漫画、お笑い

だった自分はこれらを落とし込むことにして、頑張ることにした。
お笑いはもともと見るのは好きだったけど、台本とかそれに沿った演技力、
話の運び、観客の理解の速度に合わせて喋る、大きな声ではっきり喋る、などなど挙げればキリがないが、初めていろんなことに気がついた。

売れてる人たちはみんなこれができてるんだな〜、自分はわちゃわちゃして音にあわせようとしてあってねぇだけだなぁと思い、ちゃんとコンセプトを持って踊ることにした。
ゲームと漫画でムーブ構成の起承転結、絵柄と話の雰囲気のマッチ具合、重要な部分の作り方、などなど色々勉強した。

ぐにゃあっ・・・
だけで絶望感が表現されるのすごいよね

そしてたまたま開催されていた荒木飛呂彦原画展に行ったりもした。
いわゆるジョジョ立ちとかのコンセプトって(記憶ほぼ怪しいけども)リアリティのある世界観に少しのファンタジーを、というテーマがあるらしい。

ストーリーも途中からはファンタジー要素が増えるけど、イギリス貴族とか戦争とか、確かにちょっとリアリティあったよなぁ〜

そして、ポージングの話だけども(ここに書くのもったいないから一部伏せるけど)顔と手の距離感でやりたい表現を調節したり、あえて少し無理な体制を取らせることでホニャララを強調したり、インタビュー記事にはいろんなことが書いてあった。天才すぎる。
よくレッスン終わった後に「他の人と教えてる内容とかニュアンスが違いました〜」と言われるが、なんか頭がこの辺に毒されているのかもしれない。
まぁあんまり各論的にフリやらないし、このあたりの他の分野から学んだ方法論とか総論的な話や表現が好きなんだろう。知らんけど。

まあそんなこんなで、「いろんなところから学ぶ」にも慣れつつ、自分は海外の動画とかも見て、
そもそもテキパキ踊れてる人ってどういう動きしてんだろう?
どこの筋肉で動いてんだろう?
重心どこ?どの流れで力が働いてる?
ムーブのメインはどこに置いてる?
とか色々とサンプル数増やして情報集めまくって自分にとってどんなダンスやムーブが響くか色々考えてみた。もうこれダンスの練習じゃねぇだろと思ってたけど、
ダンサーとして初めてやりたいこと探すために自己分析してる気がして楽しかった。

そして他にも書いた通り、サスケ覚醒バトル以降は全部のバトルの結果やら内容やらもらったコメント、ダメ出し、自分の感想をまとめている。
めちゃくちゃブチギレてるコメントもあって面白い。
今振り返ると違う感想になるものももちろんあるけど、当時の感性でそうだったなら仕方ない。別に踊ったのは今の自分じゃないし、当時の自分だし。

そんなこんなでいろんなコメントやナカトミ、シンコイワ、もっくん達のコメントも聞きつつ、もう一人の分析担当の自分が色々分析して気づいた。
これ別にダンスの技術勝負じゃなくて、いかに具体性を持った解像度の高い想像力を持てるかってことが大事なんだと気づいた。

この言い回しとか粋すぎるし
頭の中どないなってんねんて思う

そしてこんなことを考えてるうちになんか渇望してる感じとか、時々しんどくなってそれでも頑張ってる自分とか、うまく行かなくて萎えてる自分とか、なかなか人間らしいんだなと思ったり発見も色々あった。
大学生の頃、概念で磯野たちと踊ってた時期はロボットみたいに無心だったけど、アラサーになると全然違ってて面白い。

と、また長くなってきた。泣
ので…続く。

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