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マガジン

  • M&A(など)気になるニュース

    投稿者が気になったM&Aに関するニュースや思ったことをお届け

  • 決算まとめから考えるM&A

    決算のまとめを中心に、どのようなM&Aや資本業務提携が考えられるかについてもまとめます。

  • 今週のM&Aまとめ

    直近で公表されたM&A情報の中で、特に担当者が注目したM&Aをピックアップしてまとめます。

  • M&Aことはじめ

    M&Aに関する基礎的かつ実践的な内容を解説しています。

最近の記事

ブロックチェーンに関するレポートからM&Aを考える

この記事は、経済産業省が令和5年度に行ったブロックチェーン技術の現状と今後の可能性をまとめた「我が国におけるデジタル取引環境整備事業(ブロックチェーンに係る技術調査)」の報告書を元に、同技術を対象にどのようなM&Aが考えられるかをまとめます。 ブロックチェーンは、Web3.0の中核技術として注目されています。Web3.0は、インターネットの新しい概念であり、ブロックチェーン技術を活用することで、より安全で透明性の高い分散型のインターネットを実現できると期待されています。

    • AnyMind FY24/3通期決算概要

      AnyMind Groupは、アジア市場を中心に事業を展開しているテクノロジー企業です。2023年に上場を果たし、成長を続けています。この記事では、同社の事業計画や成長戦略について詳しく解説されています。 この記事を読むことで、アジア市場におけるビジネスチャンスや課題、テクノロジー企業の成長戦略、そしてAnyMind Groupの今後の展望について理解を深めることができます。特に、アジア市場への進出を検討している企業や、テクノロジー企業への投資に関心のある方には、非常に有益

      • BuySell Technologies FY24/12 Q1決算概要

        株式会社BuySell Technologiesは、着物・ブランド品などの高額商材のリユース事業を展開している企業です。2024年12月期の第1四半期決算説明資料を読むことで、同社の事業内容や戦略、業績について把握することができます。特に、M&Aによる事業拡大やテクノロジー投資による成長戦略は、今後のリユース業界の動向を占う上で重要な情報です。また、競合他社との比較や市場環境の分析も含まれており、投資判断を行う上で役立つ情報が得られます。 概要BuySell Technol

        • じげんFY24/3通期決算概要

          この記事では、株式会社じげんの2024年3月期通期決算説明会資料を元に、同社の概要を分析します。 じげんは、テクノロジーを活用したライフイベント領域プラットフォーマーです。M&Aを成長戦略の柱とし、HR領域や住まい領域、旅行領域など多岐にわたる事業を展開しています。2024年3月期は増収増益を達成し、今後の成長戦略や財務状況についても言及されています。 本資料を読むことで、じげんのビジネスモデルや成長戦略、今後の展望を理解することができます。M&Aを積極的に活用する同社の

        ブロックチェーンに関するレポートからM&Aを考える

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        記事

          サーキュレーションFY24/7 Q3決算概要

          株式会社サーキュレーションは、企業の経営課題解決を支援するプロフェッショナル人材のシェアリングサービスを提供しています。この記事を読むことで、同社の事業内容、市場におけるポジション、成長戦略、財務状況などを把握できます。また、資本業務提携や新たなサービス展開など、今後の成長に向けた取り組みについても知ることができます。 概要株式会社サーキュレーションは、プロ人材シェアリングという新しい働き方を提案し、企業の経営課題解決を支援しています。労働人口減少やDX推進といった社会課題

          サーキュレーションFY24/7 Q3決算概要

          ROBOT PAYMENT FY24/12 Q1決算概要

          この記事は、株式会社ROBOT PAYMENTの2024年12月期第1四半期決算説明資料を参考に、同社の概要をまとめたものです。決済サービスを中心に事業を展開する同社は、サブスクリプションサービスの成長や企業のDX推進を背景に、安定的な成長を続けています。 競合優位性を保ちながら、BPaaSやファクタリングといった新たな戦略にも取り組んでいます。この記事を読むことで、ROBOT PAYMENTの事業内容、成長戦略、強み、そして今後の展望を理解することができます。 概要:堅調

          ROBOT PAYMENT FY24/12 Q1決算概要

          ユナイテッドFY24/3通期決算概要

          ユナイテッド株式会社の成長戦略と今後の展望この記事では、ユナイテッド株式会社の2024年3月期決算説明資料をもとに、同社の事業概要、市場環境、成長戦略、財務状況などを総合的に解説します。IT人材不足やスタートアップの資金調達ニーズの高まりといった社会課題を背景に、同社がどのように事業を展開し、成長を目指しているのかを理解できます。今後の展望やリスクにも触れ、投資家やビジネスパーソンにとって有益な情報が得られます。 後段では、同社のM&Aや資本業務提携のアイデアについても考え

          ユナイテッドFY24/3通期決算概要

          ファブリカホールディングスFY24/3通期決算概要

          この記事は、株式会社ファブリカホールディングスの2024年3月期決算説明資料をまとめたものです。同社は、SMS配信サービスや中古車販売事業者向けの業務支援サービスなどを主力事業としており、テクノロジーで社会の課題を解決することをミッションとしています。 2024年3月期の業績は、売上高が過去最高を更新したものの、成長投資の実施により減益となりました。しかし、主力事業の成長は堅調であり、2025年3月期は増収増益を見込んでいます。同社は、主力事業の強化に加え、BtoBのSaa

          ファブリカホールディングスFY24/3通期決算概要

          ビジョナル株式会社FY24/7 Q3決算概要

          ビジョナル株式会社は、日本企業の人的資本経営を支援するHRテック企業です。近年、日本企業は労働人口の減少やデジタル化の遅れといった課題に直面しており、人的資本経営の重要性が高まっています。 ビジョナル株式会社は、これらの課題を解決するためのサービスを提供しており、今後の成長が期待されています。本資料は、同社の2024年7月期第3四半期決算説明資料であり、同社の事業内容や今後の戦略を理解する上で重要な情報が含まれています。 また後段では、M&Aや資本業務提携のアイデアについ

          ビジョナル株式会社FY24/7 Q3決算概要

          2024年6月10日週まで直近のM&A情報

          目次キリンHDによるファンケルの完全子会社化を目指したTOB シティクリエイションホールディングスによるホリイフードサービスへの公開買付け GENDA、 National Entertainment Network, LLC の連結子会社化 ラクスル、株式会社エーリンクサービスの子会社化 プラスアルファ・コンサルティング、ディー・フォー・ディー・アール株式会社の子会社化 ヤプリ、フラー株式会社との資本業務提携並びに株式取得 キリンHDによるファンケルの完全子会社化

          2024年6月10日週まで直近のM&A情報

          キリンHDによるファンケルの完全子会社化を目指したTOB

          TOBに関する概要キリンホールディングス株式会社(以下、キリンHD)は、ファンケル株式会社(以下、ファンケル)の発行済株式及び新株予約権の全てを取得し、ファンケルをキリンHDの完全子会社とする公開買付け(以下、本公開買付け)を実施することを決定しました。 買付価格は1株当たり2,690円、新株予約権1個当たり1円、買収総額は約2,100億円になるとみられています。 本公開買付けは、健康食品市場の成長性に着目した戦略的な動きとして評価できます。 キリンHDは、ヘルスサイエン

          キリンHDによるファンケルの完全子会社化を目指したTOB

          M&A推進におけるプロセスKPI設定

          M&A推進においてプロセスKPIを設定する理由と導入メリットM&A(合併・買収)は、事業会社の成長戦略において重要な役割を果たします。しかし、M&Aを成功させるためには、適切なプロセス管理が不可欠です。本記事では、M&AにおけるプロセスKPI設定の意義と、具体的な導入メリットについて解説します。 なぜM&AにプロセスKPIが必要なのか? M&Aは、複雑なプロセスを経て実行されます。ソーシング(買収候補企業の発掘)から始まり、意向表明書(LOI)の提出、デューデリジェンス

          M&A推進におけるプロセスKPI設定

          ノンコア事業に対する「外部資本の導入」を考える〜サッポロHDのケース〜

          要旨今回は、資本コストや企業価値向上を意識した経営において重要な考え方となるであろう、外部資本の導入・活用を、サッポロホールディングスの不動産事業に対する取り扱いをもとに考えていきます。 自社の在り方や戦略に基づいて、何に集中すべきかを考えていくと、集中しないものも考えることになります。 その中で、ノンコアとされた事業をどう扱うべきか、様々な選択肢が考えらますが、外部資本を活用していくということ考えることも重要です。 なお、「ベストオーナー」という考え方に関しては、下記

          ノンコア事業に対する「外部資本の導入」を考える〜サッポロHDのケース〜

          テンポスHDのFY24/4 通期決算概要

          株式会社テンポスホールディングスは、中古厨房機器販売を主力事業としつつ、飲食店の開業から経営までを総合的に支援する企業です。飲食業界は、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復途上にあり、中小飲食店を中心に集客や人材確保などの課題を抱えています。 本記事は、2024年4月期の通期決算説明資料をもとに、同社の事業内容、経営戦略、財務状況などを把握することができます。資料からは、同社が中古厨房機器販売事業で国内最大手としての地位を確立していること、また、飲食店支援事業に注力し、

          テンポスHDのFY24/4 通期決算概要

          「Quality Growth」という成長方針

          なぜQuality Growthが重要なのか近年、多くの企業が成長を追い求める中で、単なる規模の拡大だけでなく、その成長の質にも注目が集まっています。これは、持続可能な成長を達成し、企業価値を長期的に高めるためには、収益性やキャッシュフローの改善が不可欠であるという認識が広まっているためです。 Quality Growthとは、まさにこの成長の質を重視する考え方であり、売上や利益だけでなく、キャッシュフローの創出も重視することで、持続可能な成長を実現することを目指します。

          「Quality Growth」という成長方針

          MBOが増える今知っておくべき、「マジョリティ・オブ・マイノリティ」とは何か

          MBO(Management Buyout、経営陣買収)は、企業の経営陣が自社の株式を取得し、非公開化することを目指すものです。 このMBOにおいて、マジョリティ・オブ・マイノリティ(MoM)条件というものがしばしば登場します。 MoM条件とは、MBOを行う際に、経営陣以外の少数株主の過半数の賛同を得ることを条件とするものです。一見すると複雑なこの条件ですが、MBOの公正性と透明性を確保するために重要な役割を果たしています。 この記事では、MBOにおけるMoM条件について

          MBOが増える今知っておくべき、「マジョリティ・オブ・マイノリティ」とは何か