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【クレチン症】赤ちゃんの薬の飲ませ方【育児】

そ、そんな手があったのかーーー

赤ちゃんに薬を飲ませるのって、はじめての育児だったりすると躊躇ってしまうこともありますよね。


・はじめに

クレチン症の治療が始まったのが生後8日からだったのですが、(治療の開始としては早い方です。何故、早かったのかっていう話もありますが、別のお話で)
先生から指導は、
「粉薬を煮沸したお皿にあけ、白湯を少しづつ加えて練って、お団子にしたものをキレイな指で赤ちゃんのほっぺの裏につける」
と言うものでした。

新生児にミルク以外のものを与えていいの(不安)と、思いましたが、白湯です。成長に必要なホルモンの薬です。問題無いです。
味も無ければ、一度沸騰させたH2Oです。ミルクを溶かす時にも使います。
薬は医師の診断のもとで処方されています。
はじめは何でも不安になりますよねーでも、ハチミツはダメ!!!!

・何度も失敗

うーの、うーの、鵜呑みにしました初心者まーぽこぴぃ。
必死に薬を団子状態にしようとしましたが、白湯が多くて何度もべちゃーと、丸まりません。
その度に、また新しい薬を開けてやり直しと、毎日練っていくうちにコツを掴んで一安心。

クレチン症は、成長に必要なホルモンが足りていないので、毎日、薬を飲ませないといけません。

コツを掴んだといっても、やはり失敗するし、うまく飲ませられない。。
慣れない育児に加えて、一般的な病気にもなります。
風邪とかRSウイルスだとか、その度に薬が増えていきます。

・スポイト

ある時、はじめての液体の薬が出て、スポイトが付属していたのです。
「液体の薬はスポイトでお口の中に入れてあげればいいですよ」と、薬剤師さん。
そ、そっかー!チラーヂンも液体にしてスポイトで吸って口に入れればいいんじゃないのー😂
と、そこで今まで団子になら無かった薬を捨てていた事に勿体ない気持ちを覚えました。

今考えれば、
はじめにクレチン症の治療をしてくださった先生は症例経験が浅かったのかもしれません。
味覚の発達していない新生児の薬にドライシロップを混ぜて処方していましたから。
赤ちゃんに甘いお薬だよーって、通じないもん。

・最終形態

もし、薬の飲ませ方で困っている方がいらしたら、ひとつの方法としてこんなのもあるのかと参考にしてもらえたら嬉しいです。
それは、
哺乳瓶の乳首を使うのです!
赤ちゃんの薬は、お腹がいっぱいになる前に飲ませたいので、ミルクの前に飲ませていたのですが、
ものぐさな自分は、スポイトもお皿も哺乳瓶セットも洗って消毒しないと…と考えるとタメ息が出てしまいました。

ある時、おしゃぶりの代わりに哺乳瓶の乳首部分を吸わせたら、ちゅぱちゅぱと吸って、可愛い写真が撮れたのですが、(写真を探したのですが、見つかりませんでした)その時にコレだ!と、気が付いたのです。

最終的には、
ミルクを用意した後、上の乳首を取って、その中に薬と白湯を入れて咥えさせたのです。
これが見事に上手くいって、洗い物の悩みから解放されました!🎉

お勧めの乳首の先端は十字ですが、
無い時は、薬用に乳首を一つ用意して、つま楊枝で乳首の穴を拡げると大概の粉薬は通ります。

1歳を過ぎてからも、熱とかで上手く薬が飲めない時は、乳首ちゅぱちゅぱで何とかやり過ごしてきました。

また、乳首だけ吸っている姿は本当におも可愛いですよ。この記事がお役に立てたなら❤️をもらえると幸いです(笑)
では、また!

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