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【暗記カード】QuizletとAnkiを併用する

 2024/6/8、伊藤塾の基礎マスター 民法29コマ目までの授業を聴講し終えました。進捗は、代理権を終えて、物権を学んでる辺り。先生は、伊関先生。下の動画の方です。

 先生の講義の特徴は情報密度の高さですね。民法は条文の数が1050もある分量の多い科目なので、そうならざるを得ないのかもしれませんが…

論文課題

 で、そんな伊関先生の講義で出てきたのが論文課題。

書けないなりに書いてみた(;´・ω・)

 聞けば、なるべく早い段階で論文に慣れておけとのこと。そう言われてみると、確かに試験当日に求められる課題の全体像を掴んでおけば、例え1年目は短答合格が精々だとしても、日頃の勉強を、より効率的にすすめられそうな気が致します。

 これは、仮に、独学で進めていたら、持たなかったであろう視点(*´ω`*)

やっぱ暗記カード必要じゃね?

 それで、論文課題を3件ほど進めたのですが、暗記カードをまた作りたくなってきたのでした。というのも、いざ、アウトプットしよ思っても、見事に何も出てこないんですよ (´;ω;`)

 これは、短答の選択肢から正解を選び出すのとは、また違う能力。

カードは体系マスターの頃も作ってたが…

 基礎マスターの前段階の体系マスターは2~3月頃に聴講した授業なんですが、この時はQuizletという奴で暗記カードを作ってました。

長文に対応できないQuizlet

 論文課題に必要なアウトプット能力を身につけようと、試しに、論文課題の模範解答を流し込んでみたんですが、「文字数の制限を超えてます」とエラー。具体的な制限文字数はわからないけど、画面の感じからして500文字くらいじゃなかろうか。

模範解答はエラーで登録できず

Ankiが良いらしい

 それで、Ankiを試してみることにしました。存在は知っていたのですが、今回の論文課題で改めてデジタル単語カードソフトを調査して行き着いた次第。行き着いたと言っても、当方が情弱だったというだけで、難関国家資格受験界隈ではどうも定番のようですね。

 下は誰かの紹介動画。日本語のも探せば見つかりますが、一番よく纏まってた気がしたので。

 Ankiは、見た目が業務用な感じで取っ付き難いイメージだったのですが、上で当方が困ってたような長文カードは勿論できます。単純な表/裏のカードだけでなく、複数の情報やメディア(画像、動画、音声)を束ねたカードも作れる。

 何よりも、PCクライアントソフトがあるのが良いですね。昨今はWebアプリやモバイルアプリが全盛ですが、PCで動かすクライアントソフトってのは動作が軽快なのです。これなら、大量のカードデータを扱えそうな予感があります。

 司法試験では出番の少なかったLenovo ThinkPad様。iPad用のノートアプリGoodNotesがWindowsに同期しないからだったのですが、Ankiは大丈夫。今後、大活躍してくれるかもしれませんネ。

 ただし、当方の暗記カードは、Ankiのみにはしません。引き続き、Quizletも使う予定。勿論、Quizlet plusの課金ユーザーとして😂

QuizletとAnkiを比較する

 Ankiだけで十分じゃね?と言われそうなので、機能比較をしてみます。

 それが下の表なんですが、当方がデジタル暗記ソフトに求めた要件を左側。中央に、AnkiとQuizletのそれぞれの列を設けて凡例(◎、〇、△、×)と共に評価。更に最右列に当方の結論も書いておきました。色付きの箇所が注目箇所。

Anki vs. Quizlet

 勿論、上の6要件以外にも、評価すべき要素はあると思いますが、とりあえず、現時点で当方が言語化できてる要件のみを入れてます。

Ankiのメリット

 これは既に上に書いてしまいましたね。長文や画像が自由に入れられることです。

Quizletのメリット

 Ankiのような長文文章は扱えませんが、自動読み上げに標準対応(上の表ではNo.4)してます。自動読み上げ機能は、下の動画で紹介してくれてます。

 語学学習向けの機能なんだと思いますが、適当に放り込んだカードを合成音声で自動で読み上げてめくってくれるんです。これが、食事中や移動中の聞き流し用途には便利なんですよ。

 使い方は、iPhoneやらiPad miniに自動再生させて、日々聞き流し。これで、単語や論文で使えそうなちょっとしたフレーズを自然に覚えてしまう作戦。

こういうのはiPad miniが適役

と言う訳で

 暗記カード、結局、再開するんですが、今度はAnkiも加えます。そして、以下の使い分けで行こうと思ったのでした。

  • Anki:隙間時間にちょこちょこ眺めて長文や複雑な話を覚える

  • Quizlet:BGM代わりに流して単語やフレーズに馴染む

おしまい


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