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11th Year Birthday Live Day3 〜4期生単独ライブ〜 備忘録

今回の4期生ライブ
ライブとしてこれ以上ないくらい完璧で最高だった
なので久しぶりに書き方を忘れたnoteにでも
この気持ちが新鮮なうちに書いてみようと思う

セットリスト

M00 OVERTURE
M01 夜明けまで強がらなくてもいい  C遠藤
M02  ごめんね Fingers crossed C遠藤
M03  君に叱られた C賀喜遥香
M04  好きというのはロックだぜ C賀喜遥香
MC
VTR
M05  君の名は希望 C清宮レイ
M06  シンクロシティ C松尾美佑
M07  きっかけ C林瑠奈
VTR
M08 ファンタスティック3色パン 賀喜、田村、金川
M09 あらかじめ語られるロマンス
C北川、松尾、遠藤、清宮、矢久保
M10 風船は生きている
C弓木、佐藤璃、筒井、柴田、林、黒見
VTR 弓木
M11 制服のマネキン C黒見
M12 アナスターシャ C柴田
M13 思い出ファースト  C筒井
M14  僕のこと、知ってる?
C佐藤璃、筒井、柴田、北川、黒見、弓木、清宮
M15 ここにいる理由  C早川
M16 Wilderness world  C金川
M17 ぐるぐるカーテン  C遠藤
M18 Sing Out! C田村
M19 他人のそら似  C矢久保
MC 林瑠奈
M20 四番目の光 C遠藤
M21 Out of the blue  C早川
M22 猫舌カモミールティー C田村
M23 図書室の君へ 
M24 キスの手裏剣 C遠藤
M25 ジャンピングジョーカーフラッシュ  C筒井
M26 I see… C賀喜

本編終了
アンコール
M27 アトノマツリ
M28 ハウス!
M29 サイコキネシスの可能性
MC 
M30 おいでシャンプー   C賀喜

序盤

M01〜M04

乃木坂46の選抜として先頭を走ってきた2人のエース

はじめはそれこそセンターというポジションに悩んだり、曲の魅せ方にも戸惑っていた2人

特に2021年と2022年の夏は遠藤、賀喜それぞれにとって忘れられない夏

ごめんねFingers crossedを自分のものにした遠藤さくら
4期生のセンターで披露する姿がカッコ良すぎた

そしてあの夏を通して最高の煽りを手に入れた賀喜遥香
好きというのはロックだぜ!もすでに彼女のものになっていた

中盤(全員センター企画)

横浜アリーナでの初の4期生ライブ当時を彷彿とさせる
「全員センター企画」

しかし今回は"企画"と銘打ったものではなく
ライブとしてもかなりシームレスで、あえてそれを出さないところも、当時との違いや彼女たちの成長が感じられるいい演出だったと思う

まだ曲を自分のものにできていなかったあの頃と比べると
それぞれが曲の持つ力を自分のものにしているかのような、
真の意味で乃木坂46のメンバーになった彼女たちがそこにいたように思えた

特に良かったのが
松尾シンクロ、黒見マネキン、早川のここにいる理由、金川ウィルダネス、矢久保そら似

4期生に推しがいない自分だからこそ
乃木坂46ファンとして、単純に「あぁいいなぁ」と感じたのがこの辺である

ここにいる理由とWilderness World

その中でも特に
ここにいる理由〜Wilderness World
めちゃくちゃシビれた

ここにいる理由はアンダー楽曲の中でも特別感があり、伊藤万理華という人間の生き様や、曲の持つパワーもすごいと感じる曲
イントロから会場の緊張感や期待感も違う

そこで満を持しての早川センターは乃木坂46のオタクとしてめちゃくちゃアガった
休業前のいわゆるアイドルアイドルしていた早川ではなく、素の自分を取り戻した今の早川だからこそハマっていたし、心に刺さった

そしてそのあとのWilderness Worldへの繋ぎ

ダンスに定評がある4期生の中でも特に表現力が高い金川が、メンバーを従えてバキバキに踊るさまがめちゃくちゃかっこよくて痛快
まさに「アイドルはパフォーマンスしてなんぼでしょ!」(©︎中田花奈)と言わんばかりのアンチをも黙らせるような圧巻のパフォーマンス
こっちもめちゃくちゃ刺さった

静と動、青と赤。この2曲に感じたイメージ。
相対する曲や演出ではあるけれど
それぞれに良さがあって、いろんな経験をしてきた今の2人だからこそできた最高のパフォーマンスだったと思う

遠藤さくらの名MC

そしてそこからの歴代ライブ屈指の名シーン

遠藤さくら。いや、マジ天才。

一歩間違ったら事故になりかねない
言葉選びや暗記力、それ以上にメンバーとの関係性に対するファンの勝手な憶測まで産んでしまうかも知れないあの緊張感と注目度

しかしそれを物ともせず、カンペなしでやり切る遠藤さくらは流石にすごすぎた
一人一人に対する言葉も温かく、あの時の遠藤の表情も見てみたかったと思う
何度見ても涙が出てくる一生色褪せない名シーン

後日談としてトークで
布団の中で丸まりながら同期のことを思い出して何言おうかなって考えてる時間がとても楽しかった。素敵な同期に囲まれたなぁって何回も思った。
ときたけれど
そう思えるのもこれができるのも遠藤さくらならではの素の強み

でもそれ以上の愛の深さがそこにはあって
メンバー、ファン、そしてスタッフまで、これを見ていた全ての人間がそう感じたのではないかと思う

そこからの満を持しての4番目の光
ちょっと思い出しただけでも涙が出てくる
すごいものを見た時に自然と涙が溢れるあの感覚
VTRで伏線を貼り続けてのタイミングで披露は完璧すぎた
この曲をもらって初めて挑んだ期別ライブ
その会場もこの横浜アリーナ
だからこそなおさらグッとくる

「光は愛」

この歌詞の持つ不思議な力
この日は特にそれを強く感じた

本編終盤怒涛の4期曲メドレー

そしてここから怒涛の4期曲メドレー
今まで最高潮にあった盛り上がりを一曲披露するたびに超えていくあの時間

これぞライブ!
コンサートではないライブ!ライブ!ライブ!ライブ!!!!ってほどのライブを浴びに浴びせまくった最高の瞬間たちだった


Out of the blue

声出し初解禁、この世の中になってくれて本当に良かったと思う
会場が青一色に染まる様子も最高だったし
早川休業中の神宮公演で賀喜があえてMCですべったあとに「今日だけは青一色にしたくて…」とぼそっと言ったことを思い出した
そのときの真意はわからないけど
この景色を早川にも見せたかったのだと、そしてそれが叶ったあの瞬間
涙せずにはいられなかった


猫舌カモミールティー

アウトオブザブルーからのネコつながりで繋ぎとしてとても良かった
田村らしいかわいらしい曲と柔らかい雰囲気がより個性を際立たせていて好き

図書室の君へ

演出には賛否あるけど
自分は素直に泣いた
イントロのスポットライト
あのスポットライトの意味。
この曲のセンターは掛橋しかいないという絶対的な真意。

在りし日の姿を偲ぶような演出にR.I.P.を強く感じたから、そこが否定的な意見に繋がる余地は少しわかる

でも逆に言えば
あんな事故があったにも関わらず映像と音声を使わせてくれたのも、掛橋自身がまたここに戻ってこようとしている意味合いと期待を感じる演出だったと個人的に思う


ジャンピングジョーカーフラッシュ

これはもう新たなライブ曲が誕生したなと
コールが加わったことでまたさらに化け
コールに呼応するかのようにメンバーのパフォーマンスも格段に良くなっていた

この一体感こそライブ
曲が終わった後の筒井の表情も今までよりどこか清々しく見えた
余談だが作曲家はメロコアバンドの元メンバーということもあり、様々なジャンルのプロが作った曲をもっと聴いてみたいと思った

賀喜遥香の名MC

MCの賀喜の煽り
感情が行方不明になるくらい泣けた
これは一体どう言う感情なんだろうか
全ツのMCでも見せた嘘偽り一切ない賀喜だからこそ刺さる
全ツのMCでは緊張しながらたどたどしく言葉を並べて喋っていた賀喜を見ていた分、余計にその姿が頼もしくもあり、嬉しくもあり、涙が止まらなかった

そして会場を散々煽ったあとくるっと振り返りメンバーを煽る賀喜
恐らくこれは完全なアドリブのように感じた
自身も予定になかったくだりをテンションのままに、頭の血管が切れたかのように暴走するかっきー

「おいおいおい〜油断してただろ〜?!?!」

というのが真面目なかっきーが絶対同期にしかできない煽りで最高だったし
ファンの目を忘れて同期だけで気合い入れるシーンも、普段絶対見ることができない舞台裏を垣間見れたような気がして
この熱量を届けてくれる4期生全員に
なんだかすごく感謝をしたくなった

このライブおけるもう一つの名シーン



そして勢いそのまま
I see…

自分は「答え」とか「解釈一致」というオタクがよく使う例えが苦手だけど

あぁ、これが「答え」なんだなと思った

いや、分かってはいたけど最高という言葉ではたりないくらい最高

フル尺というところもこっちの要望を完全に理解していてまさに「解釈一致」

モンスター楽曲とよく言われるけどモンスターグループが歌うからモンスターになるわけで

コロナ禍で散々声出し煽りが悪いだ
かっきーのせいだなんだと一部で言われていたからこそ
そのフラストレーションと声出し解禁の開放感が爆発して最高の盛り上がりを見せていたと思う
何年も語り継がれるであろう最高のパフォーマンスだった

あの場にいたらしんでもいいから声出す
声出しすぎてぶっ倒れていたかもしれない

アンコール

アトノマツリ

今までなかった祝花にフィーチャーした演出
4期生からファンへの感謝の気持ちがこもっていてすごく良い演出だと思った

お花を出すことはもちろんタダじゃないし、時には風雨にやられてしまうときもある、頭を下げて出資を募るのも、デザインを考えるのも全てその人への愛がないとできないこと

言い方はその人によって違うかも知れないけど、自分はそういうメンバーへの真っ直ぐな思いを持つファンが「報われた瞬間」だと思った

ほんの一瞬でも自分の花と推しメンが同じ画角に映っただけでどれほど嬉しいか

あれはずっと続けてきた人にしか感じることができない特別な感情

なかなかにコアで素敵な演出だったと思う


7thバスラで披露したサイコキネシスの可能性が入ってたのもエモかった


最後のMCで田村が安定感バッチリのMCで回す中
テンションがあがりすぎてめずらしく言葉が出てこなかった北川も良かったし
褒められて泣いちゃう柴田も愛おしかったし
元生徒会長なめんなよ!と笑顔でツッコむ清宮も
全てが全て4期生の良さを表していてとても良かった

そして最後にはける間際のかきさく
手を繋いで何かを言うかと思いきや
そのままイチャつきながらはけてライブ終了
このライブの締めがこれなのも最高だと思った

タイプの違う2人のエース
そこにある2人にしか出せない、2人の間でしか流れない空気感
これこそまさに宝もの

おわりに

個人的にバースデーライブはそれぞれにストーリーがあって試練や課題としてのライブになった方が面白いと感じていて

特に4期は前回の期別ライブから、早川、清宮の休業や、掛橋の事故、遠藤、賀喜のツアーを通しての成長、金川のスキャンダルからの選抜入り、新4期という名のレッテル問題など
良いこと悪いこといろいろなことがありすぎて
それらの過去と比べると余計にドラマチックでストーリーのあるライブに感じた

その過去は全てが全て美談というわけにはいかないけれど
加入してからの彼女たちがつまりにつまったある種のターニングポイント
それが今回の4期ライブ
だったと思う


現地で見たかったライブは数あるけれど、その中の一つに入るぐらい素晴らしいライブだったし
遠藤賀喜のセンター表題→全員センター→4期曲メドレーというのもすごくすっきりしていて、バスラとしても期別ライブとしても完璧な構成だったと思う

あとはこれにかけたピースがハマるだけ
図書室の君は何を思っているのか
そのピースがハマった時、これ以上のライブを見せてくれるのかとても楽しみだ

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