『お帰りなさい』VirtualREAL.05リリース記念DJ&LIVEイベント

初投稿となります。
つたない文章ではありますが、お付き合いいただければありがたいです。
自分が体験したライブの良さが少しでも読んだ人に伝わればいいなと思い書きました。
とっても長くなりそうなのでまずは総括って感じで各アーティストに対する感想はまた次の機会に。

2023年2月5日 秋葉原エンタスで開催された上記イベント。
事前に運営よりアナウンスがありましたが、今回大きなポイントは…

大声あり!!!!

これにつきる。
コロナが流行し約3年、我々はずっと声出しライブイベントというものを奪われ続けてきました。
小声ならとか、人数少なくて突発的にとか、限定的に出せる状況はあったけど、『規制の撤廃により』という文言とともに事実上、声出しが解禁されたのが今回のライブでした。
終わって強く感じたのは、ライブってこうだったよねっていう思い。
この3年間は声が出せないから代わりに、
ある時はペンラを振り、
ある時はこぶしを突き上げ、
ある時はクラップを響かせ、
ある時はタオルを振り回し…
それがつまらなかったわけじゃない。
楽しくなかったわけじゃない。
ライブはいつだって楽しかった。
でも、必ず残るのは『これで声が出せたらもっと最高なのにな』
その想いだ。
だってそんなこと、今までは声を出しながら出来たんだ。
声を出しながらペンラを振り、
声を出しながらこぶしを突き上げ、
声を出しながらクラップを響かせ、
声を出しながらタオルを振り回し…
ずっと俺らはそうやってきたんだ。
それがやっと帰ってきた。

今回のライブ、本当にめちゃくちゃ楽しかった。
いわゆるワンマンライブではなく多くのアーティストが出演していた。
自分はさほどVTuberに詳しいわけではないので、知らない方の方が多かった。
それでも全ステージ楽しかった。
みんなキラッキラに輝いていて高いパフォーマンスで会場を沸かせてくれた。
心を虜にしてくれて、最高の時間をくれた。
今回のライブで好きになり、これから配信を見に行きたいと思う方も増えた。
本当にありがたい。

思いを共にする仲間

自分は朝ノ瑠璃さんのファンだ。
今回のライブも彼女が出演するから自分も参加したところが大きい。
少しでも前で見たいそんな思いに駆られて彼女の出番前にじりじりとステージに近づいていく。
意外なほどあっさりと前に進み、気付けば最前列に。
(え、いいの!?)
内心めっちゃビックリした。
明らかに通してもらってる。
周囲のみんなが道を開けてくれてる。
ありがたすぎる、周りの協力もあり最高の場所で最高のステージを見ることが出来ました。

そしてステージ直前、後ろの方から声が聞こえた
「まって、わかんない、何色?」
「たぶん紫!」
しばしの間…
「違うわ、前の人青持ってる!青だ!」
「了解」
これさ、人によっては、それこそ本人は悲しい事だったりするのかな…
だとしたらごめんなんだけどさ。
自分はめちゃくちゃ嬉しかったんよ。
瑠璃姉のこと知らない人がさ、知ろうとしてくれて、初めてみる彼女のステージを盛り上げようとしてくれて。
自分も同じようにこの日知らないアーティストさんがいた。
それでも一緒になって楽しみたかったし、盛り上げたいって思ってた。
きっと他の人も同じなんだなって思った。

道を開けてくれた人たちだってそう。
誰だって自分の推しを最前で見たい。
当たり前だ。
だから見させてあげたい。
それだけの事だ。
その後もアーティストが変わるたびにかなりの集団が移動し、多くの人が前で自分の推しを見たことだと思う。

途中MCパートやスクショポイントなどがあればみんな座っていき、後ろの方まで写真撮影が可能な状態に。
自分だけのことを考えてる奴なんて誰もいなかった。
自分が楽しみたい事は他のみんなにも楽しんでもらいたい。
そんな当たり前だけど奇跡みたいな魔法にかかってた。
これがライブなんだよな。
あの場にいたのはきっと全員最高の仲間達だった。
誰が推しとか関係ない。
最高の時間を共に過ごすために全力を尽くす最高の仲間達だ。

夢の時間の終わりに

5時間という長時間に渡るライブは一瞬だった。
毎度当たり前のように繰り返されるやりとり
「次の曲が最後の…」
「えぇー!!今きたばっかり!!」
これさ、鉄板ネタだけど俺ら本気で思ってるからね。
喉もガラガラだし汗だくだし腕パンパンだし脚は痛みでジンジンする。
それでも次の曲が始まれば体は自然と動くし声も出る。
ステージの推したちが、隣にいる仲間が無限に力をくれる。
あと何時間だって戦える。

それでも終わりは来るわけで、全てのステージが終わった後は諸々の重大発表。
今回のライブ、特別推しがいないとか、ライブに行ったことがないって人にもお勧めできる本当にいいライブだった。
ライブで大事なことやいいとこがいっぱい詰まってた。
本当にありがとう。
次回も絶対行きたいって思いを残してライブは幕を下ろしました。
3年間待ち望んでいたライブがやっと帰ってきた。
『お帰りなさい』
そんな思いでいっぱいです。

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