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救世主

私は星野源という人が大好きだ。

好きなところは山ほど、というか全部だが、
源さんの「誰も置いていかない温かさ」が1番好きだ。

高2の時、いろいろしんどくてどうすればいいか分からなくなった時期があった。

その時、「知らない」を聞いて震えた。
誰かが絶望を歌っていることに、安心した。

そこから「化物」「フィルム」など、命綱ソングがどんどん増えた。

「どんなことも胸が裂けるほど苦しい」
「夜が来ても全て覚えているだろ」
私のことを歌ってる、、そんなこと絶対ないのに、そんな気になって安心した。

「くせのうた」を真っ暗な部屋で聴きながらでないと寝られない時期もあった。

源さんの歌があるから大丈夫、そう思って生きていた。

コロナ禍でどうしようもなかった時期、決まった時間に公開される過去のライブ映像、ニセさんの動画が唯一の楽しみだった。

不安で押しつぶされそうな夜は源さんの曲しか聴けなかった。命を繋いでもらった。

そして、2023年1月28日、"Reassembly"で初めて源さんのライブに行った。

最初から最後まで涙が止まらなかった。

1曲目のイントロ、源さんの生歌を聴いた瞬間、
「よく生きてきたね」と言われた気がして、
今までのすべてが報われた気がした。

あの日のことはきっと一生忘れないと思う。

今までも、今も、いろいろ悩んだり、誰にも言えずに1人号泣したり、自分を嫌いになることが多いけれど、源さんに出会って、好きになれた自分のことは思いっきり褒めてあげたい。

最近は就活やらで心の中が騒がしかったり不安でどうしようもなくなることが多いけど、源さんの曲、ラジオが最後の砦になっている。

あと、2020年4月の星野源ANNエンディングの源さんの「負けるなー!」のところだけ録音してあって、それを聴くなどしてなんとか生きている。

源さんがいなかったら私はどうなっていたんだろう、と本気で思うくらい本当に救われている。
ありがたい。。すき。。

次会う時は笑顔で会えるように、生き抜く!

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