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2.5次元アイドル山田様

絶対エースの山田涼介を目の当たりにした。やはり避けては通れないHey!Say!JUMP沼。

恐ろしいほど澄んだその沼は、フワフワとした軽い質量が心地よく、陽のあたり具合がちょうどいい。沼の淵には小花が咲き乱れ、リスとかうさぎとか小鳥とか、おとぎ話に出てきそうな小動物が居ついてるようだ。

今回の沼への道は、NEWS担の友人が、Hey!Say!JUMPの『JUMPing CARnival』を自宅に送りつけてきたことに端を発していた。

彼女もアンダーグラウンドでロックに夢中になっていた20代から、ジャニーズという森に迷い込んだひとりである。

NEWSを介し、様々なジャニーズグループに興味を持ち、事務所担へと転がりかけている彼女。

そんな彼女もHey!Say!JUMPという沼に落ちないよう必死に抗ったそうだ。結果、無駄な努力だったようで、NEWSとHey!Say!JUMPの掛け持ちをするに至ったと言っていた。

転がり落ちた彼女の一部始終をTwitterで見ていた私は、彼女が夢中になるものにも興味があり、その甘い誘惑を断ることが出来なかった。

Hey!Say!JUMPへは興味しかない。

伊野尾ちゃんのあざとすぎる可愛らしさ、中島裕翔の俳優とアイドルのギャップ、知念くんのポテンシャル、薮光のシンメの関係性、高木くんのツンデレ具合、有岡くんの動物的な愛らしさ、そして山田様。

こえーっ!!じゃんぷ怖いっ!!

そんな風に恐る恐る近づいてみるじゃんぷ沼。そして案の定『JUMPing CARnival』を見始めた私は、オープニング2曲ですでに先に進めずにいたのだ。
絶対エースの山田様の威力がハンパない。

名曲『ウィークエンダー』、『Come On A My House』は、元々大好きな曲で中毒性が高かった。出勤時に聴いていると元気になる。

振り付けもまた絶妙で、指を指しながら踊る彼らの姿は、何度観ても飽きがこない。(2015年7月に行われた音楽のチカラで、『ウィークエンダー』はジャニーズシャッフルで披露されたが、この時の長野博が最高に可愛らしくジワジワくる。)

『Come On A My House』では、両手を蝶のような形にし、ヒラヒラと舞い躍らせる振りがある。
1番のサビの部分でアップになった山田様。金髪碧眼に、メンバーカラーの赤を基調とした王子様ジャケットが美しい。片手にマイクを持ちながら、ヒラヒラと蝶を作る山田様に鼻血が出そうになる。

他のメンバーが笑顔で踊る『Come On A My House』を、山田様は真顔で手をヒラヒラさせていた。
なんてシュールな画なんだろう。

場面転換、衣装チェンジ、編集点が入るたびに山田様のアップで始まってしまうのは、Hey!Say!JUMPの伸び代なのかもしれないが、とにかく山田様の魅力に引き込まれてしまう。

どんな時もエロい目をする山田様。
物憂げな表情と、時々見せる笑顔も、男らしい雄叫びを見せる山田様も、どこを切り取っても完璧な美しさだ。

日曜の昼間にお見かけする山田様とはまるで違う姿がそこにある。
"普通"と言われる男がコンサートという魔力で豹変し、内に秘めたる力で女子たちのハートを鷲掴みにしていくのだな。

ウチの手越さんや、マリウスくんも美少年ではあるが、外国の人くらいの距離感で見ていられる。実際、マリウスくんはハーフだけども…

そしてウチの加藤さんもかなりのイケメンだが、彼もまた隣近所の爽やかなお兄さんみたいでより近しいイメージだ。

KAT-TUN亀梨くんや山下くんは芸能人って感じがするし、嘗ての美少年、V6岡田くんやTOKIO長瀬くんの存在感はハンパないけれど、よりリアリティがある。

だがしかし、私が見た山田様は、なんかゲームの中の主人公みたいだし、魔界の王子様みたいだし、小説の中のあのヒールみたいだった。(グラスホッパーのイメージが強いんだな。)

そう、山田様は、少し前にネットで話題になっていたKAT-TUNの2.5次元感と一緒。歌番組で4人が階段に並んだ様は、RPGゲームのキャラ選択画面だった。
タキツバの滝沢くんやV6三宅くんも、山田様と同じ2.5次元アイドルに括ってもいいかもしれない。

どこか周りと違う異質なオーラを出してくる、山田様が魅せる2.5次元感。
絶対エースになるため、センターとしてグループを守るため、強く光ることを望んだ彼の異次元的に輝くオーラ。

考えられた自己演出を貫く彼は、光を浴びるたびに強くなっていくに違いない。
マイルドな雰囲気の裏に潜む、彼の意思の固さは何から生まれるのだろう。

2007年デビューのHey!Say!JUMP。2010年頃、グループは迷走中だったそうだ。

そこから5年。

2015年、Hey!Say!JUMPの勝負の年。24時間テレビの司会をはじめ、メンバー全員が多方面で活躍の場を見せたことにより、山田様はセンターとして肩の荷が少し降りたと語っていた。

ジャニーズ事務所に入所してから順調に活躍の場を広げ、グループデビューを果たし、役者としても認められ、3代目金田一少年になった。
今年はアカデミー新人俳優賞まで受賞している。なんとも将来性のある男だよ。

2013年のJohnny'sカウントダウンコンサート、いわゆるマッチ魂で、私は初めてナマ山田様を見た。
その次に見た山田様は、2015年 24時間テレビを観覧に行った時だ。

実在する山田様は、誰よりも目を引く存在だった。ぜんっぜん普通じゃない。

その時も危ないと思っていたのだが、私は王子様的な雰囲気の男に弱い。
手越さんをはじめ、堂本光一さん、滝沢秀明さん、今井翼くん、山田涼介くんや中島健人くんなど、羽やフリルが似合う男性に目がいきがちなのだ。

なるべく見ないように努力してはいたものの、結局は無駄な努力だったようだ。

そうなの、沼に転がり落ちるこの感じ、やっぱり嫌いじゃないんです。。。

#ジャニーズ
#HeySayJUMP
#沼

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