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あきらめに、「希望」を感じた。
「打破するとき」が、訪れているのかもしれない。
音声リンク
本日お話しさせて頂いたあきらめラジオはこちらのポストから。
— 坂口佳世|ぐっち (@guccicoaching) February 19, 2024
「あきらめ」の言葉の響きとは裏腹に
「あきらめ」という言葉を、自分に投げかけたとき、そこで辿り着くのはいくつもの「願い」だった。
ただ、その願いにまとわりつくものが、大きく、強く、厄介。置きっぱなしにしてしまった油汚れみたいだ。洗うどころか、触ることさえ億劫になる。
日常には、無意識の「あきらめ」が溢れている。
ここ数ヶ月、いや年単位かな。
僕がコーチングセッションを受けたり、内省をする中でいつも気づくのは、「自身の願いの出の悪さ」、そして、「暮らしが変わることへの恐れ」だ。
「いつも通り」に運行されている日常は、多くのあきらめの上に成り立っているように思う。
それは、大それた話ではない。
「今日は冷蔵庫の中身を気にせずに出前をとろう」「今日は子供の世話をするのはやめて映画を見に行こう」「イルミネーションがみたいから足利まで足を伸ばそう」
思いつく端から、叶える。他の「日常」を支える役割や行動はほっぽり出して。毎日。願いのままに生きる。
そんな振る舞いに生きれば、途端に「暮らし」は崩れ去る。家は散らかり放題、子供はお腹をすかせ、お金はあっという間になくなり、「立て直そう」と思えば大きな労力がかかる。
そんなのは、ごめんだ。
そう思わせる「暮らしを維持したい(しなきゃ)」という願いを優先して、その時々に立ち現れてくる「願い」を、毎分毎秒「あきらめて」生きている。
僕らの暮らしは、社会的な機能は、そうやって「安定と秩序」を維持しようとする人たちの営みの上に成立している。
「あきらめ」という言葉には、何か大それたような、積もり積もったような、大事な宝物のような響きを感じるけれど、案外、僕らの暮らしにはありふれたものなのかもしれない。
と同時に、僕らの身近には「願い」もありふれていることに気づく。
それなのに、いざ、描き出そうとすると、「出てこない」ということが起こる。そんな目詰まりが、世帯の少しずつの重なりが、広く「閉塞感」というものを生み出しているのかもしれない。
果たして、「維持したい秩序」とは、誰のための願いなのだろう?
僕らが社会的な生き物で、社会との関わり(あるいは、世間様との関わり)の上に暮らしを営んでいる以上、「その利便を享受するため」あるいは「不利益を被らないため」に、維持しなければならないもの、となっているし、ある程度は僕ら自身の願いでもあるだろう。
でも、と、心にざわつくものがある。
何も、秩序を恒久的に破壊しようというのではない。「また戻ってくる秩序」を信じて、イレギュラーを暮らしに許す、という小さな営み、企てをしてみたい、という話だ。
僕たちライフコーチが対峙しているものは、「個人の願い」であるとともに、それを取り巻く、ギトギトの油のようにまとわりついた、社会と連続する構造・システムなんだろうな、と感じた。
気づけたなら、自覚できたなら、向き合うことができる。
そこに、希望を感じたのかもしれない。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!
どこか「仕方ない」と自分の生を諦めていた僕が、人生を取り戻したのは、自分の願いを知り、これを指針に生きることを選び、行動を重ねてくることができたからだなと実感します。
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