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休職一か月の所感と、ライフエネルギーの俯瞰

幾つかの川の流れが、立体交差しているかのような暮らしの質感がある。


休職に入って一か月が経つ。

「休む」ことに向き合って、「休むをちゃんとやらなくちゃ!」を頑張る、みたいな倒錯した期間も挟みながら、どうにかこうにか暮らしを続けている。


妻も一週間後には復職するし、これに向けて子どもの慣らし保育への挑戦だったり、車を使った暮らしだったり、この一か月間は準備の期間でもあった。新しい暮らしへ向けた、準備の期間だ。


そして、この流れはまだまだ続く。


妻は時短状態から働きはじめてくれるのだけれど、復職したあとの暮らしのリズムをつくることがまず一つ。


休職中とはいえ、妻が働いている分、子どもを預けている間に家事や幼稚園対応などは僕がとり回していく必要がある。

この一か月は多分に妻や家族のサポートをたくさんもらって生きてきたのだけれど、少しずつやれることを増やしていきたいところ。



仕事を休みながら、家事と育児と休むことに向き合ってこの1か月を過ごして感じるのは、子育て世帯はすべからくウルトラCな生活をしてるんじゃないか?ということである。


同時に成り立たせて暮らすには、絶対どこかにひずみが生まれるだろう、と思ってしまう。


それは、僕たち夫婦が親業もビギナーで、仕事も転職や独立をしていたり、住まいを変えたりと、「新しいことに使うエネルギー」が多大に必要なライフシフトをしてきたからかもしれない。


けれど、率直に「やらなきゃいけないこと」を積み上げていったら、パンパンになるじゃん、丸一日。すごくない?


自分たちが使えるエネルギーに自覚的で、人生というスパンで計画的にライフシフトを遂行していくことができるなら、ある程度自動操縦できる部分を維持しながら、新しいことを採り入れていく余裕が生まれるものなのかな。



コーチングとの出会いで、そこから「自分の人生を取り戻し」始めた僕は、加速度的に様々な領域の「新しいこと」に飛びつき続けた。2021年はその象徴たる年だ。

独立、出産、地方移住、就職。ライフイベント目白押しで、フリーランス1年生、パパ1年生、実家暮らしリハビリ、ベンチャー1年生…、となって「適応することが全方位」になってしまった。


そういう変化の仕方に直面する人、実は少なくないんじゃないか?と思う。

自分の願いに気付き、それを叶えることに命を使うと決めたら、そういう「在り方で生きる」と決めた瞬間から、ガラリと変えていきたいものにばかり気付き、手を付け始めてしまうのだ。


なまじ行動力があると、張り切りすぎて全部手を付けられてしまう。そうするとエネルギーが足りなくなる。それが僕のこの1年半だったのではないか、と思う。


僕は自分もコーチをするし、コーチについてもらってもいるけれど、なんだかこういう「人生全体」を、ライフエネルギーの観点から眺めて俯瞰的に行動デザイン・計画を創っていけるようになりたいな、と思っている。


どう表現するのか?どう扱うことができるのか?というのはある。


でも、自分のガソリン残量がどれくらいで、どこにガソリンスタンドがあって、買えるだけの準備はできるのか?といった旅程・見通しを立てることはできるはずだ。


大まかにでもグランドデザインが見えていれば、「どれが当たるかわからないけれど片っ端から全部手を付けよう!!」という、エネルギーが無尽蔵な人生フェーズじゃないとキツイ所業にに両足を突っ込む前に冷静に考えることができる。


「居場所のポートフォリオ」、という表現をした。


自分の命を使いたい時空間を、どう組みあげるか。組立・中身と、そこに至るまでの道程。両方がある。

「生きたい場所」にたどりつくまでの、俯瞰した設計を、ちゃんと共創していくような関わりをしたいし、そういう関りをして欲しいなぁとも思う。



そんな矢先で、この本を読み始めた。


僕のやりたい取組にドンピシャなんじゃなかろうか…?という予感がしている。

読み進めつつ、朝のラジオやnoteで触れていきたいと思うので、興味のある方は一緒に内容を追って頂けると嬉しい。




ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

どこか「仕方ない」と自分の生を諦めていた僕が、人生を取り戻したのは、自分の願いを知り、これを指針に生きることを選び、行動を重ねてくることができたからだなと実感します。
コーチングを学んだことで、僕の変容は加速しました。

労働観が変わり、人生観が変わり、生きる質感が変わった。その感動を届けたくて、コーチの仕事をしています。

そんな僕の挑戦の原点にある想いを綴ったnoteはこちら。



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