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テレビすらほとんど観ない僕が、一瞬でAKB48の大西桃香さんのファンになってしまった話

今日は「まっったく」アイドルにも興味がなかった僕が、一瞬で大西桃香さんのファンになってしまった理由について語ります。どうか最後までお付き合いください。

テレビをまっったく観ない。

僕はテレビを全く観ません。2年間くらい江東区の森下でルームシェアしていたときに部屋にテレビが無かったので、その生活に慣れてしまっています。ドラマもバラエティも朝の情報番組も、ましては歌番組も全く観ません。そのため今流行の有名人の方の顔と名前がまず一致しないです。

テレビは自分で好きなときに好きな場所から好きな速度で観られないのが窮屈でイヤなのです。そのかわりYoutubeやAbemaTVはよく視聴します。

AbemaTVで大好きな番組が株式会社ニシノコンサル。最近有料会員になって、無料のときには観られなかった会の放送を見直していたら「#5:前田裕二推薦案件!AKB48大西桃香の写真集を5万部売る方法とは?」に出会いました。

AKB48はさすがに知ってる。

総選挙があるというのも知ってる。でもAKB48のメンバーも今誰がいるか全くわからない。冗談抜きで一人も言えないです。

AKBといえば以前この↑のツイートを観て、

と発言して超絶叩かれました。
DMとLINEの嵐。そのくらい無知なのです。すみません笑。これから勉強します。

視聴を進めていくと大西さんにはこんな経歴があることを知った

以下、番組内で紹介されていた大西桃香さんの経歴を要約。

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AKB48の「チーム8」に加入している。

2014年の加入から3年間は総選挙ランク外で、ダンスの立ち位置もずっと後ろ。イベントにも呼んですらもらえなかったこともある。

しかし「あること」をきっかけにブレイクし、総選挙38位に。それを機に今回の写真集販売も決定したとのこと。

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その「あること」とは、SHOWROOMで毎日朝5時半から生配信をすること。なんとこれを2年間「毎日」続けたそうです。365日×2年=730日間毎日。すごすぎる。

ここですでに僕の心はかなり掴まれていたのですが、ニシノコンサルの放送を通してさらに好感度が上がったポイントが3つあります。

1. 努力を努力と思わない謙虚な姿勢

2年間毎日5時半に起きるなんて普通に考えて不可能。僕自身一度挑戦したことはあって、「毎日6時半に公園でラジオ体操に参加するんだ」と息巻いてたことがありますが、あまりの早起きに体がびっくりして、2日目にして風邪をひき、断念しました。ホント、引き散らしました。3日坊主にもなれなかった。

↑みてください、このイキった写真。

このイキった顔。この直後ですよ。お腹痛くなってホントに体調壊した。だっさいw

それに比べて大西さん。ただ5時半に起きるだけではなく生配信をするなんて、まさに超人並の努力です。

番組中にも西野さんや前田さんから「努力がすごい」と何度もホメられるのですが、大西さんは終止謙虚な姿勢。めちゃめちゃ自分が努力したなんて自分の中では思っていなくて、周りの方が有り難いことに評価をしてくださっているとコメントされていました。

2. 写真集を出すことがずっと夢だった

大西さんがアイドルになってからずっと夢だったのが「写真集を出すこと」だったそうです。アイドルになりたてのとき「写真集を出すまで辞めない」と心に決めたのだと。理由は「無謀と思えるほどの目標を立てておけば、どれだけ辛いことがあっても辞めずにすむなと思った。写真集を出すことは(デビュー当時)1番不可能に近いことだと思ってた」と語っています。

それが毎朝5時半の圧倒的努力で実現し、写真集のタイトルは「夢の叶え方」。これほどのストーリー性、心にガツンとくるパンチラインは久しぶりです。これを聞いては応援しないわけにはいかない。写真集は買うしかない。


即購入。人生ではじめて買った写真集です。

番組中で前田さんは大西さんのことを「泥臭いのが似合う」と表現されていました。本当にそう思う。圧倒的「量」をこなしてきた実績は、1人の人間をここまで輝かせるのかと思いました。

泥臭いとはこんなにも美しい。

さらにポイントは「謙虚」だということで、自分自身への戒めになると同時に、大西さんを純粋にとても応援したいというキモチになる。

統計データはないけど、世の中ここまで努力していないのに偉そうにしている人は割合多いと思う。その点、超努力している人には確かに「自慢をする権利」はあるのかもしれない。しかし超努力していてそれでいて謙虚な姿に人間は心を打たれる。現にアイドルに全く興味が無かったのにいきなり写真集を買ってる僕がいる。僕の心をガッチリ掴んで、写真集の売上につながってる。

さらに購入だけではとどまらず、大西さんの魅力が少しでも伝わるようにと頑張ってnoteを書いてる僕がいる。少なくとも年内の飲み会ではこの話を熱く語ると思う。

かっこつけちゃだめなんだ。

3. 「何が何でも夢を叶える」という覚悟のきっかけになった父親の存在

そして番組終盤に前田さんからされた父親の話。数年前に亡くなられたそうで、生前、大西さんはあまり自分の活動を応援してくれていないんじゃないかと思ってたそう。

しかし遺品を整理しているときにふと手にとった父親の携帯の写真フォルダには大西さんの写真や動画がビッシリ。大西さんへの応援のキモチで溢れていたとのこと。この写真フォルダを見て「私はアイドルで1番になるんだ」と覚悟を決めたそう。

キンコン西野さんはこの話を前田さんから聞いた後「これ今ハイボール飲んでたら号泣してるわ」といってましたが、僕は朝電車の中で泣きべそでした。上を向いてなんとか涙がこぼれないように耐えた。

というのも僕自身も高校1年生のときに父親を亡くしていて、境遇がとても重なったのです。

亡くなった瞬間はなんというか、心にぽっかり穴が開くというか、世間が一気に白黒になる感覚。言語化が上手くできないのですが、特有の感覚に襲われるのです。大西さんも同じような経験をしたのかはわかりませんが。

とにかく僕はこの人のファンになると決めました。

心を打つのは「裏」のストーリー

今回ニシノコンサルを視聴してこんな学びがありました。

こうやってこう考えてこう行動した結果、こんな成功をして・・・と、これまで世に発信されているストーリーの多くは要約された体験談。いわば「表」のストーリー。

だけどこの表のストーリーの裏側には何百回もの試行錯誤や何百時間という努力が存在する。その努力量は大抵の場合、初めて知った人が引くほどの圧倒的なのだと思う。「表」のストーリーも確かにためにはなるのだけども、裏のストーリーには表の何十倍も人々の共感を生んで、強く惹きつける力があった。

それにしてもまさか自分がアイドルの方のファンになるなんて思わなかった。やっぱりアンテナを多方面に貼っておくと、人生とてもおもしろいんだなあ。

今後大西さんのイベントは積極的に参加していこうと思っています。(国家試験を控えて、またやりたいことが増えてしまった)

テレビを全く知らない男のこの記念すべき「アイドルファン1日目」を絶対に文章にしておきたかったです。そのため19時からの飲み会に30分遅刻でこれから参戦してまいります笑。

ビバ大西桃香さん!これからのご活躍、全力で応援します!

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