Pegldle大詰め


 ほとんど放置してただけだが気づけば起動時間が100時間を超えていたPegldleも実績解除終盤という所まで来た。ここまで来るとあとはただ数字が増えていくのを見守って気が向いたらレベル上げするぐらいの感じである。

 600円ぐらいの値段だったと思うので相当遊べたといえば遊べた。果たしてこの手のゲームは遊ぶと言っていいのか悩むところではあるが。クリッカーゲームはやった後に振り返るとなんだか哲学的な頭になってしまう。なんの技術も必要とせず、ただただ数字が増えていくのを観測しているだけなのにだんだんと増加する量が増えていくのを眺めていると高揚感を感じる。一つ言えるとしたらレベルアップやプレステージと言ったような報酬があるからというのはあるかもしれない。集めた物を消費して何かを獲得するという行為に楽しさを感じているのかもしれないなと思った。

 思えばスタレのクエストでもらえる通貨でアイテムと交換できるショップの在庫を空にすることとか、バトルパスを完走するという行為は好きである。浪費家という性質もあったので消費行為というのは好きなのかもしれないなと思った。消費はリアルでもできるのにリアルで満足しきれていないとも思える。じゃあ何が辛いのかといえばやはり給料日まで消費行為を抑えなければならないという縛りがあるからだろう。自分は何かが欲しいのではなく消費行動がしたいのだみたいな風に考え方を変えてゲーム内だけで満足できるようになれば貯蓄ができそうなものだがきっとそううまくはいかないのだろう。なんてことに思いを馳せた。

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