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「対話」で駆動する組織開発とアジャイル開発に参加してきました

こちらのイベントに参加しました。ひと晩おいて、パンフレットを読んでふりかえりながら思ったことを。

わたしとあなたの関係において。

たとえば、プロダクト開発における何かの判断に対する意見の相違があったとき、見えてる事実が同じなら解釈の違いに焦点を当てることになる。

解釈には前提があって、それはプロダクトの経緯や技術的なものや目指す方向性もあるけど、さらにその前提として、わたしやあなたがそう考えるに至ったメタ的な基準がある。

これが、わたしやあなたが、ひとりの人間としてこれまで積み重ねてきた経験や価値観(というより信念が近い)で、ひとことでいうと価値基準ということばがあってるかな。

それに加えて、その価値基準と目の前の事実とのフィット&ギャップから、感情もセットで生まれる。自動で。だいたいこういう場合はネガティブなやつ。

表面的な何かの判断だけでなく、わたしやあなたの価値基準や感情に気づいて、違いを受け止めて、尊重して、その上で働きかけることが、冒頭の話に戻るとプロダクトを前に進めることにもなり、なにより、わたしとあなたの信頼を前に進めることにも繋がる。

そう働きかけるのが対話で、越境かと思うとしっくりきた。パンフレットに書いてある "橋をかける" という表現もすき。

たぶん、そう気づいた瞬間、自分は気づいてるのに相手はわかってくれない で止まるのか、“対話“ するのか の選択が突き付けられる。

どっちの選択をとるのも自由だけど、橋をかけ始められるのは気づいたひとしかいないでしょうね。

そして、あなたは何者か?を問うと、おのずと。

最近、こういう文脈のところで悩むところがいくつかあったけど、ちょっとすっきりした気がしました。

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