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長風呂からの戯言 #02 ~クラウド化してあらゆる悩みの連鎖を断ちたい~

真面目に色々語ったろ!と思って立ち上げたエントリーを下書きに放り込んでうだうだしていたら何も書かないまま結構日が経っていました。久しぶり(?)の長風呂です。
元々週末は引きこもっているのですが(週末でなくても)、それよりも人が少なそうな無人島にでも行った方が良さそうだなぁなどと考えていたら買ってしまっておりました。あつ森。一応、自分の中のノルマを達成するまでは封を切らない覚悟です。頑張るぞい!

人間の全てをクラウド化してしまいたい

昨今のコロナの影響もありますが、それよりずっと前から「自身をクラウド化できたらなぁ」と考え続けていた。
物理の肉体を持っているからこその弱みを補うにはクラウド化だろ、と。
好きなものをいくら食べようがどの時間に活動停止しようが、ダメージを負う事は無くなるし並行して行える作業も増える。そして、その為のリソースを賄うのも楽だ。
ただ、そうすると難しいのは肉体無しにどう「自己」を証明するかという事になってしまう。ただ、パブリッククラウドにおけるインスタンスと同じような状態になる訳であって、自己さえ何らかのアプローチで示せればどこに人間としての機能があっても良いのだ。それこそ、食事を摂ったり睡眠を摂ったりがコマンド一つで、そのコマンドの実行を持って「これがクラウド化した人間の生理的行動を置き換えたものです」と言えれば良いのではないか?
ついつい早口に語ってしまった。趣味は人を饒舌にする。
という訳で、ここ最近は暇さえあれば「人間をクラウド化したら最近の悩みは全て片がつくのではないかと考えていた。幸いにも、同様の話を真剣に考え議論してくれる周りに恵まれてしまった為、誰も私を止める事が無かった。
ううん、楽しいね!

トイレットペーパーはどこに行った?

いよいよ最後のトイレットペーパーの灯火が消えそうになり、私は重い腰を上げざるを得なくなった。そう、それこそ、クラウド化が済んでいれば悩まずとも良かった筈なのに。
早速近所のドラッグストアに赴くと、この世界から紙が存在しなくなってしまったかのような空きスペースが目に飛び込んできた。突然違う世界線に行ってしまい、元の世界の友人が居なくなっていたかのようなぽっかりとした空間。
実は、これよりも何日も前から、近所のドラッグストアはたびたび覗いていた。案外危機感はちゃんとしていたのだ。嘘だ、本当は腹を下して「これだと数日でトイレットペーパーが保たなくなるだろ」と考えていたからだ。
本当は人混みを避けたかったのだが、もう少し人の多い通りにあるドラッグストアを巡った。無い。無い。チラッと見えたのはティッシュペーパー。しかしこれもかなり品薄だ。
確かにちょっと考えれば分かるのだが、トイレットペーパーもティッシュペーパーも買う必要が発生するスパンが長い。だから、近所の小さいドラッグストアでは元々在庫が少なかった筈だ。
ドラッグストアを訪れる人が皆皆トイレットペーパーを1パックずつ買うだけで、在庫切れになるのは当然の結果だ。
そして、より人の多い所は在庫が多いものの、そこを知っていてそこで買い物する人がそもそも多い。そりゃ、大きい店だって皆がトイレットペーパーを1パック抱えるだけで在庫が切れてしまうだろう。
そして、肩を落とす事を何度か繰り返して遂に、「ちょっと大通りから外れてはいるが近所のドラッグストアよりは大きなドラッグストア」で、焦がれたトイレットペーパーに巡り合えた。
ただし、普段なら絶対買わないようなセレブレティ感の溢れるトイレットペーパー。
残り1パックのトイレットペーパー。
薔薇のイラストが高貴そうなトイレットペーパー。
その隣には2パック、「白檀の香り」のトイレットペーパーが置かれていた。
私は迷わず、ラス1だった薔薇の香りのトイレットペーパーを手に取った。だって白檀は想像つかなかったから。お線香の香りにありそう、くらいのイメージしかなかったし、実家は神道で神棚しかなかった為お線香を嗅いだ経験が少なかったのだ。
何とか4ロールの高級トイレットペーパーを確保できた事で心は落ち着いた。これを使い切る頃には、トイレットペーパーの在庫も上向きの兆しを見せてくれていると信じて。

ところで、そろそろマスクの在庫が尽きてしまう。私は大のスギ花粉患者。さてどうしたものか。やっぱり、人間は早々にクラウド化するしかない。

お後がよろしいようで。それでは皆さんおやすみなさい。

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