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モザンビークのビジネスビザ現地延長

Maputoからこんにちは。
最近の出来事はイミグレシオン(移民局)に4回も行ったことです!かなり苦戦したのですが同じくらい楽しんでた自分がいました。楽しんでるというか、絶対負けへんで!みたいな値切りに向かう大阪のおばちゃん魂みたいな感じです(いやどんな感じやねん)、@umako913 です🐙

日本でのビザ申請

まずモザンビーク入国時にはビザが必要なので東京の桜新町(町がサザエさんであふれている)へ赴いて商用ビザの申請に行きました。※郵送対応も可能です

”当大使館で発行されたビザでモザンビークへ入国する場合、ビザの発行日から60日以内にモザンビークへ入国しなければそのビザは無効になります。ビザの有効期間は、シングルエントリービザの場合は発行日から2カ月間、マルチプルエントリービザの場合は発行日から3ヶ月間です。30日シングルエントリービザも90日マルチプルエントリービザも、1回の入国での最長滞在期間は連続で30日間までです”

ふむふむ。実は私すでにこの項目で躓いていて…「ビザの有効期間」と「最長滞在期間」がごっちゃになってしまいました。皆さん当たり前に分かるかもしれないのですが、ここで詳しく整理させてください。

「ビザの有効期間」・・・このビザで入国できる期間。
「最長滞在期間」・・・入国日から数えて最大滞在できる期間        

書いてみたらそのままやないかい!けどビザ問題になると無駄にどきどきしてわけわからへんくならへん?わたしだけ?


日本での申請時の必要書類

ANYWAY!下記が日本で申請した時の必要書類です。ホームページに非常にわかりやすく記載されています。私はショートステイの予定なのでシングルエントリー商用ビザを申請。しっかり明記されていてわかりやすい!

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※30日間のビザですが、現地で60日延長し最大90日まで滞在できます。


モザンビークは賄賂が横行している?

さてさて問題はこちらでの延長申請。モザンビークについて賄賂がとても横行していると聞いていました。なにやら空港に着いた時から荷物開けさせられて全部チェックされるとかなんとか…。そこで1時間くらい拘束されるとかなんとか…。

しかしモザンビークにきてそろそろ30日!私は一度も賄賂を要求されたことがありません。空港でも荷物チェックはあったもののしっかり説明して3分くらいで終わりました。

街中でもパスポートを持ち歩いてないと不法滞在を疑われて賄賂を払わされると聞いていたものの一度もパスポートチェックにあったこともありません。

私がラッキーガールなのかモザンビークが変わったのか…。真偽はビザ申請の際に明らかに?なったのでした。

モザンビークでの延長申請

さあ私はありがたいことに現地スタッフが優秀でいろいろ協力してくれました。まずは移民局の場所。

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こちらに来ることになりますが、足がないと少々来づらいかも。私はありがたいことに現地のオフィスの車で来ることができました。

移民局の常連になる

最初に書いたように移民局には計4回行きました。
1回目:現地スタッフとともに事前調査。必要書類はネットにも書いているのですが、スタッフが実際に行って確認したほうが良いというので、一緒に見に行きました。その際は彼女と一緒に中に入って張り出している持ち物を確認し、そこにいたスタッフに申請の流れを確認しました。

移民局の目の前に張り出されている紙には5つの持ち物が書かれていました。

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おーけおーけーと思い事務所に戻って書類を準備。(嘘です何も読めません。おーけーおーけーといっていたのは横の同僚です)

2回目:翌日。万全の準備をして移民局へ。この日も彼女と一緒に中へ入りました。5つの書類はばっちり!移民局で50MZN(100円弱)で買える申請フォームを購入して記入しました。そして列に並んでいざ申請!速攻はじかれました。理由としては何点かあったのですが、ビザは”延長”ではなく”取得”であるため書類を作りなおすことが求められました。そして移民局の宛名についても書き方について細かい指定をされました。しょんぼりしながら岐路につき、書類の再作成をしました。

3回目。翌日。指摘された書類を作り直して、持参。なんと1,2回目は何もゆわれなかったのにこの時は彼女が中に入ることは許されませんでした。なんでも委任状が必要らしい。なのでポルトガル語ゼロの高橋がひとりで挑戦。
中に入ると担当者が昨日とは変わっていました。その彼に指摘されたのは、ビザは”取得”ではなく”延長”であるから作り直すこと。(つまり1回目のままで良かった)。さらに宛名についても再度指摘されました。このへんから雲行きがあやしくなってきました。

「本当に正しいフォームはあるのか?
彼らはいちゃもんをつけているだけではないのか?」

そしてさらに書類にサインしている人の身分証明書が必要だといわれました。そんなの外に張り出してた5つの必要書類の中には入ってないよ~汗。とにかく外で待っていた彼女のもとへ行き、「ちょっと待って何が中で起こったか信じられる?」と興奮気味に伝えました。その際に彼女が「また次回来ても内容に関していちゃもんつけられるかもね…」と警戒していたので「スタッフにも一回聞いて彼の名前も聞いてくるわ!」と言いました。
そして再度移民局の中へ入り、彼のもとへ。彼にどこをどう直すべきなのかを直接メモしてもらい、彼の名前も書いてもらいました(笑)。彼はメモだけじゃなく必要書類もリストアップして追記してくれました。
そしてまた外で待っている彼女のもとへ行き、「ゲットしたで~!」と。このころからメラメラと闘志がわいてきてこの戦い絶対に負けられへん!!!と燃え始めました。そんな私を横目に彼女は落ち着いて、「この税金書類のことだけど詳しくは何と言ってた?」「・・・。」詳しくは聞いていません!!!だってわからないんだもの!!!!さあもう一度出陣です。
中へ入ります。なんと彼がいない!!!係の人が消えてしまった!!待てど暮らせどでてこない泣。強行突破だ!ということで建物のもっと奥に進んで彼を探しました!見つけた!!!!彼のところにいき英語で質問するもあまり嚙み合わない…そこで外で待っている彼女に電話して私の携帯を移民局員に渡し、話してもらいました(笑)強硬手段。そんなこんなで2時間くらい移民局を出入りしていましたが、ついに必要書類のリストと彼の名前をゲットしたので、「今日中に帰ってくるから!!!!!」と言い残しオフィスに戻りました。

4回目:オフィスで超特急で申請に必要な書類を準備し、いざ再出陣!この時はスタッフも忙しかったのでひとりで戦いに向かいました。そして彼を発見した瞬間、彼のもとに猛ダッシュ!「へい!全部持ってきたぜ!!!!!」彼はニコッと笑い必要書類をチェックしてくれました。そして10分…。裏に呼ばれました。暗く、狭い部屋。。。こ、これは賄賂の要求が待っているのか。。。!?警戒度マックスの私を出迎えてくれたのは陽気な一児の父。娘の写真を自慢しながらもしっかりナンパしてくるおにいさんでした汗。彼の質問に答えたり、写真撮ったり、指紋とったり、、。これは!!!私の書類がついに!!!受理されたということ!!!!!ここで喜びすぎてはいけない!!!!!絶対に最後まで賄賂は払わないぞ!!!!

そんな感じで笑顔を浮かべながらも内心警戒度マックスで接していると、申請の時に目の前に並んでいたモザンビーク人がのこのことやってきました。彼は一人で申請しに来ていたのですが手には中国のパスポート。不思議に思い代理会社の方ですか?と聞いたら、そうだと言っていました。そして彼は何かの書類が足りなかったようでリジェクトされていました😣しかしその彼が私の申請中になぜか横にやってきて親しそうに移民局員と話し始めました。警戒度マックスの私は彼らの一挙一動を注視。

すると。。。

移民局員が引き出しをおもむろに開けました。

エージェントが引き出しに近づきました。

すとんと何かがエージェントの手から落ちました。

私は見逃しませんでした。

その札束を!!!!!!!!!!!!!!!

おおおおおおー---!!!これが!!賄賂!!!!

感動している場合ではないのですが(笑)そんな決定的な瞬間を横目に着々と私の申請が進んでいきます。そしてついに!!!申請完了!!料金の支払いです!!!

懐疑的になりすぎた私はこの公式な支払いですら、怪しんで一回同僚に確認の電話をしました(笑)

公式であることを再確認してから、支払いを無事に終え、ついにビザの申請を終えました😯!!!!

一週間後に無事に新しいビザが添付してあるパスポートを受け取り、私のこの戦いは勝利!!!!!!!!!!!!

皆さんお付き合いいただきありがとうございました。

最後に持ち物

ここは責任取れないので限定記事にさせてもらいますがあくまで私の場合です。結局5点だった持ち物は13点になりました(笑)
いや、確かにな。申請行ったときみんなよーけ書類持ってんなーと思っててん。けど違う種類のビザかと思っててん(笑)

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