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ICT活用のコツを考える 31

「mochizukiのICT活用ワンポイント 8034回」
今月は、「ICT活用のコツを考える」というテーマで、
・ちょっとしたコツ
・アンケート結果から授業で使われているアプリとその使い方
・校務など仕事で使うコツ
について書き綴ってきました。

一つの工夫として。
学校で理科の授業をしていた頃、板書(黒板に書く)はほとんどしませんでした。理由としては、
・教科書に主なことや実験の図など書かれている。
・板書をする時間、生徒がノートにそれを写す時間など、50分の中ではもったいない。
からでした。

教科書を大型ディスプレイに映して、それを見せながら話す。
メリットとしては、上記の理由だけでなく、
生徒も手元に同じものがあるので、ディスプレイにどこが示されているかだけで、手元の教科書にチェックしたり、書き込んだりすることができます。

そこで生まれた余剰時間を、
・毎時間の実験、観察
・思考、話し合う時間
として使っていました。

デジタルではなく、実際の実験・観察の機会を増やすことで、子供たちの授業評価、理解度もよくなっていました。

ICT活用のコツは、
・無駄な時間を削る。
・できるだけ汎用的・ルーティンな作業に落とし込む。
ことだと思います。
アプリやサービスの使い方ができればよいのではありません。

3ヶ月毎日書いてきましたが、しばらく充電期間に入ります。
続きはまたいつかの次回。

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