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人との違いや自分の個性を出そうとする必要はない。ーインプロ(即興劇)に参加してきました後半


前半からの続きです。
初めて参加したインプロ(即興劇)が楽しかったんですよね。
前半で書いたこと以外にも、もう一つ大切なことを学んだので、それも書いていきたいと思います。
「自分らしく生きること」が、やっぱり大切です。

あなたらしさを見せて

ワーク中に講師から言われて印象に残ったのが、「あなたらしさを見せて」でした。
「あなたらしさを見せて」と言われると、自分の強みや個性を出すのかなと思いましたが、そういうことではないとのこと。
「人と違うことをしよう、個性を出そう」というのは一見すると良いアドバイスのように思えますが、それは違うと言っていました。
インプロでは、オーディションを例に説明がされました。
参加者の中には、演劇を本業にされている方もいるので、オーディションは重要なもの。
ですが、講師の話はオーディションに関係なく僕の心に刺さりました。
「人との違いを出そう、個性を出そうとしてはいけないよ。あなたと同じ人は他に存在しない。だからあなたらしさを出せば、それは個性であり他人と違うものになる。だからあなたらしさを見せて。」
これを聞いた時に、僕の中に衝撃が走りました。
そして、凄く納得。
本当そういうことだよな〜と。
個性をそんな風に考えたことはなかったけれど、そういうことですよね。
深い言葉ではないでしょうか。
その考え方は、演劇に限らず、人生にも通じる大事な考え方だと僕は感動しました。

就活の面接はオーディションと同じ

あなたは、自分の中にある「強み」や「個性」を出そうとしたことがありませんか?
僕は、「強み」や「個性」と聞くと、就活の時を思い出します。
エントリーシートの作成で、同じ思いをした人は多いかと思います。
そして面接では、自分の強みや個性をアピールをします。
就活の面接って、演劇におけるオーディションと同じことですよね。
僕は、就職活動をしている時には、自分の中の「強み」や「個性」がなかなか思い付かず、エントリーシートに何を書けば良いのか、面接で何を話せば良いのかかなり悩みました。
友達にエントリーシートや面接対策を聞いたことがありましたが、参考になりませんでした。
なぜなら、友達の「強み」や「個性」は僕とは違うから。
結局は、自分の中に答えがあるんだと必死に探して、エントリーシートを書き上げて、面接に臨んだ記憶があります。
でも、インプロで学んだ「あなたらしさを見せて」を思い出すと、ただ自分がしてきたことを書いて、ありのままの自分を見せれば良かったんだと思えました。

自分らしく生きよう

「自分らしく生きる」というのは、簡単なようで難しいです。
インプロの講師が言っていたように、日常生活では自分を抑えて調整して演じているから。
それでも、充実した人生には「自分らしく生きる」ことが必要だと思っています。
僕は、自分の生きたいように生きようと思っています。
公務員を辞める時に、そう決意しました。
そして、自分らしく生きる人が増えて欲しいという思いもあります。
僕の書いた記事が、誰かの「自分らしく生きよう」という勇気につながることを祈っています。

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