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読書備忘録:詳解 Terraform 第3版
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※ これは私個人の意見であり、会社の見解ではありません。
本の概要
本書は、Terraformのシンプルな宣言的表現によって、コマンド操作でインフラをデプロイし管理する方法を豊富なサンプルコードを使って解説します。
本を読んだ際の前提知識
普段はデータアナリストとして仕事をしている
IaCに関して、プライベートでも業務でも触ったことがない
AWSも、プライベートでも業務でも触ったことがない
GCPは業務で利用している
githubは業務で利用しているが、そこまで詳しくはない
dockerもそこまで詳しくなく、初心者本を読んだレベル
本を読んだ理由
業務でterraformを利用することになり、利用する前に基礎知識を習得したかったため
全体の感想
IaC初学者には難しく、コードの写経は全体の3割程度で、テキストも一部を読み飛ばしました。
しかし、他にオススメの本も思い浮かばないため、初学者もこの本で勉強するしかないと感じています。
備忘録・勉強の記録
第1章
IaCの概念とterraformの特徴が書かれています。
IaC初学者にも理解しやすく、IaCとterraformについて理解を深めることができました。
第2章
terraformでAWSのインフラ構築を実施します。
具体的には、ウェブサーバーのデプロイやロードバランサー機能の追加を実施します。
個人的には、データ基盤構築のために勉強しているので、「やりたいことはこれじゃないんだよな〜」と感じつつも、ロードバランサー機能の実装が2時間程度でできたことに感動しました。
terraform初学者ながら、コードを写経し、実際に動かすことができました。
第3章 〜 第8章
terraformの詳細な説明になってきます。
写経はあきらめ、流し読みで理解を深めていきました。
第9章
「この章は軽い読み物ではありません」という注意書きを見て、この章を飛ばしました。
これ以降、コーディングが増えることに注意
インフラコードに対して自動コードを書くのは、気弱な人には向いていません。この後の自動テストの節は、ほぼ間違いなくこの本で最も複雑な部分で、軽い読み物ではありません。ざっと読むだけのつもりなら、この章は飛ばしてください。
第10章
チームにIaCの文化を広めていく際のポイントが書かれています。コードはほとんど出てきません。
「チームの文化を少なからず変える必要があるので、けっこう大変だよ」みたいなことが書かれています。
上司に話す時、Terraformの機能や利点を話す代わりに、こんな風に始めてみましょう。「障害の発生を半分に減らす方法があるんです」
過去にDMBOKの参考書を読んだ際にも同じようなことが書かれているな〜という印象でした。
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