ポートレート撮影をする女カメラマンが見てきたこと
こんにちは、海月です。
今日はほんのりセンシティブ記事を書きます。
元気な時に見てもらう方が良いかもしれません。
まずは私の基本スペックを…
活動名:海月めい(うみつき・めい)
年齢・性別:25歳・女
立場:アマチュアカメラマン(完全趣味)、たまに自分から依頼をしての被写体
ポートレート撮影をする時の内容:ロケ撮〜スタジオまでこなします。ヘアメイクをさせていただいたり衣装を貸し出すこともあります。
肌色の多い撮影はしていません。
(肌色の多い撮影とは…ヌードやランジェリー撮影はしていません。水着も同様です。「肌の露出の多い撮影」で肌色の多い、です)
さてここからが本題です。
突然ですが被写体さんはどう探していますか?
またはどう探していると思いますか?
大きく3つのパターンに分けられるかなと思います。
1つめが事務所に入っているモデルさんに依頼する。
2つめがフリーで活動してるモデルさん(被写体さん)にお願いする。
3つめが家族・友人にお願いする。
今1番ポピュラーなのは2つめのフリーのモデルさんにお願いすることじゃないかなと体感しています。
フリーモデルと言ってもお互いに金銭が発生しない「相互無償」の方もいれば、撮影時に報酬を支払って依頼する「有償」の方もいます。
事務所を介しておらず、有償でも金額設定はピンキリです。
交通費だけください!入場料・入園料は出してください!と言う方もいれば、1時間6千円〜と言う方も見たことがあります。
誰かに相談なりして金額を決めたとかそういうことはさておき、自身で価値を定めているという点がミソですね。
もしあなたが被写体を始めるとして、値段設定に迷ったら「一般的なアルバイトだと1時間1000円もらえるくらいかな」というのを念頭に考えるのも悪くないように思います。
カメラマン側は被写体さんにその金額を支払うだけの価値があるか、ということを考えるようになるということです。
厳しい言葉使いをすると「ただぼんやり立ってるだけなら他の人当たるよ」ですね。
その人にただぼんやり立ってて欲しい時以外はね。
この撮影はこんな人にお願いしたいな!が先にあるか、とにかくこの人にお願いしたいんだ!が優先なのか…撮影自体にばらつきがあるのも事実なので毎回ニーズとのすり合わせですよね。
美しい景色を撮ることが上手なカメラマンさんに子供の運動会の写真を頼むことはまあまあないのと一緒です。
高額に設定することが悪ではないです。
ただお小遣い欲しさが透けて見えている人は上手く隠しましょうね、とは思ってます。
また、事務所に所属しているモデルさんの場合だと現場に事務所の方が同席するパターンなどもありますが、フリーだとそれがないです。
実際よからぬ事を企む輩に遭遇した話は非常によく聞きます。
身の守り方もしっかり考えないといけないなと思いつつ、内心はカメラマンの質を落とすなとキレ散らかしております。
私はカメラマンが主ですが、男性からの依頼は受けないか、グループ撮影にするようにお願いしています。
また、同性でも初回でスタジオ撮影は行いません。
他にも顔出しされていないアカウントからの依頼は受けないようにしています。
ネットに書いてあることは全てでは無いからです。
あるモデルさん(この方は本業です)が、「私が撮られたことがあることを安心の理由にしないでください」と注意喚起されたことがありました。
本業の方でさえ裏では嫌な目にあっていたりします。
有名人を撮ってるから、なんかすごそうだからで自分の身を安く売らないでくださいね。
写真を通して誰にも嫌な思いをして欲しくないなとひしひしと感じるので今日はどちらかというと被写体さん向けにまとめてみました。
私がいつも楽しく撮影ができる環境は写ってくれる被写体の皆様、一緒に撮影に行ってくれるカメラマンの皆様のおかげなのです。
頭があがらない感謝を遺してこの記事はおしまいにします👐
最後まで読んでくださったそこのあなたにも特大感謝を。
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