見出し画像

妊婦の中の夫婦の心のズレ

ホルモンバランスによって、情緒不安定になる事は知っている。出産して何年かすれば心と体が安定してくる事も。しかし、ここまで体が動かない、体の地味な不調の積み重ね、好きな事ができない、食事制限がきついものである事は思ってもみなかった。子どもが生まれたら、そんな記憶も薄れていくかもしれないけど。

今、私は一人ぼっち命がけで我が子を守っている孤独感と独身時代の思考回路を持ち、理解しようとすることを怠る夫に対する気持ちの急冷、大切な我が子を一緒に守っていく心の戦友の欠如、働きながら我が子をみる環境が整っていない社会的、経済的不安、そして、自分自身の変化と体調不良の連続と出産への不安に押し潰されそうになっている。

夫は自分の生活が変わる事に恐怖を感じている

夫はバイクが趣味であり、私が妊娠中も妊娠中の私を連れて実家に帰り、大型バイクの免許を取った。子どもが大学卒業してからバイクを買うからと言って。

しかし、私が妊娠9ヶ月の現在、週末バイク屋を巡り、自分の持っているバイクを査定に出し、月1万円のローンで買えるから買ってもいいかと顔を合わせるたびに言ってくる。

そんな、毎週バイクに乗る暇あるのか?私が妊娠中、自分が転職したいとか海外に移住したい、引越ししたいとか言ってた人が選択肢を狭めて子どものためではなく、自分の趣味の時間を最優先担保する理由が私には理解できない。でも、彼は自分の稼いだお金や時間の使い方にとやかく言われるのが理解できないようです。

さらには義母さんまで、2万円するバックを早いクリスマスプレゼントで購入し、ローンも利子なしで援助してくれるらしいです。

新生児の育児を私に託して、毎週末か2週間に1回バイクツーリングをする計画のようです。3時間毎に授乳し、オムツ替え、沐浴、着替え、家事も2人でこなしていく中でどこにその余裕があると想像しているのかとても不思議です。

彼が言うには24時間家事、育児している訳ではないでしょうと言うのですが、親になったら子ども中心に時間は過ぎていくし、ある程度お金も時間も容赦なく注ぎ込まれていくものと思っています。赤子のときなんて尚更でしょう。

小さな寝室にジムエリアが現在あるのですが、それもベビーベッドが入っても変わりなくそこに置く計画の様です。夫との育児が不安です。育休中に何か心の持ちようが変わるとは今は思えません。

保育園はいつから預けるのか問題

東京の待機児童の問題や入りやすさ、だけを考えたら勿論0歳児からお願いするのが1歳から認可保育園に入りやすい。勿論、フルタイムで働くのが必須の様で両親どちらかがパートや時短だと入れない確率の方が高い。点数がすこぶる低くなる。

認可外保育園で預ける手もあるが、1歳児以降は保育の無償化制度からは外れるので、保育料を払い続ける。(行政より保証あるが、年2回の振り込みで一旦は自分が払う)
週5日18:00まで預けると月6万円以上かかる。パートに入れたとしても殆どが保育園代に消える。補助は後で受けられて振り込まれるけども。

自己肯定感、基本的信頼感が育つ3歳までの貴重な時間を他人に預けて、私自身の心や体力を蝕んでまで働くのがいいのかは私にとって正解なのかは分からない。自分自身、自己肯定感、基本的信頼感が育たずに大人になった今、心底苦労している身としてはどうかなと思う。

しかし、夫の意見はシンプルだ。うちにそんな余裕はない。お金がないから、働くしかないよねと。話を全く聞いてもらえない。ただ、育児に逃げてると思われているんだろうね。

里帰りのメリット、デメリット

夫はとても優しい。妊娠中、つわりが酷かった時には献立、洗濯、床掃除以外の家事全般やってくれた。産後困ると思って、できるだけ沢山お願いする様にした。というか、体調悪くて出来なかった。

里帰り中の今も毎日食事報告のメールをくれる。食事どうしようと頻繁に来る。それを考えるのも家事だぞと心の中で思いながら、ネット上で共有しているレシピを見せるものの、結局自力で作っている。刺身と肉炒めがメインではあるが。拍手喝采である。

夫の実家と私の実家は車で30分くらいの距離である。夫は金曜日の夜に実家に帰り、土曜日の夜に私の実家に泊まってくれる。土曜日は一日中バイクツーリングだ。本当にバイクが生きがいであるみたいで、話はそればかり。実家に来てくれる事は本当に有難い。

しかし、情緒不安定な妊婦としてはこどもとの夢や家族の未来の話、体への気遣いや共感が欲しくなってしまう。出産が近づくにつれてバイクの話が増え、出産準備や育児の知識、名前の検索等も全て私が提案し、夫はそれに意見をする形である。正直不満は募る。

お腹の張りが気になって通院した時に来てくれたけど、自宅安静と指示があっても本当になにもしちゃいけないの?と理解してもらえなかった。トイレに行ったり、他の部屋に行くのさえ辛いという状況を理解できないようである。

「体調大丈夫?ゆっくりしてね」と言われるのは一点優しい言葉であるが、妊娠中の捻くれ者としてはイライラが募る。なぜなら、妊娠中、体調がいい日は無いし、ゆっくりしても体調が快調になる事は無いからである。強い薬も使えない体だし。
「今日の調子はどうですか?そうか、苦労かけるね」と脳内変換をかける様にする。

夫婦のズレの修正の為に

妊娠中の夫婦の心のズレが今後どんどん大きくなる事が予想できて私は本当に不安で怖い。
自分の心がコントロールできない事も怖い。
それで、夫にキレられる未来も既に見えている。
(実際になんどかキレられているし、不満感がダダ漏れ)

離婚防止あるいはより良い関係構築のため、お互いの脳の仕組みを知っておく為に私は下記の本を読むつもりだ。夫も読んで欲しい。読んでくれない気もする。期待はしておこう。

夫のトリセツ 黒川 伊保子著
妻のトリセツ 黒川 伊保子著
ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋 猪野 さやか著

夫婦二人、家族三人とのより良い未来に向けて知識を増やして実践したいと思う。家族は三人のものだから、一緒の方向を向けます様に。

よろしければサポートお待ちしております。 クリエイト活動に充てて精進してまりたいと思っております。