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【お仕立て工房KIRAKU】 村上 美恵 に聞く!

1:自己紹介をどうぞ!/2:自己紹介写真を見せて!

村上 美恵
和裁歴28年。一級和裁技能士です。

詳しいプロフィールはホームページを覗きに来て下さい!

3:仕事の問い合わせ先

初めてのお問い合わせに関しましては
ホームページからお願いします。
申し訳ありませんがInstagramのDMからは受け付けておりません。

4:やってるSNSとアドレス

Instagram

5:屋号と屋号の由来を教えて!

お仕立て工房KIRAKU

コンセプトである「着物を楽しむ、気楽に楽しむ、喜びを分かち合い楽しむ」
のそれぞれの漢字の「着楽、気楽、喜楽」をとり、英語表記にしたものです。

また、私は何をするにも気合いが入りすぎてガチガチになってしまうので、自分に向けて
気楽にやろうという意味も込めています。

6:座右の銘

人間万事塞翁が馬

7:和裁は何処で勉強しましたか?和裁所名、学校名、知人名など

辻村和服専門学校

8:入学時の人数と、卒業時の人数

記憶が曖昧なので、
正確な人数ではないのですが入学時 41人くらい
卒業時 16人くらいだったと記憶しています。

9:和裁を続けている同期の人数

3〜4人

11:和裁職人に興味を持った年齢や、目指したきっかけ

高校2年の夏休みに、母親がやっている洋裁のバイトを手伝った時に、
母親から、「あなた縫う事好きなの?
縫う仕事なら洋裁もあるけど、和裁と言って着物を縫う仕事もあるんだよ。お母さんの友達に和裁をやっている人がいるから、興味があるならその方に会いにいってみようか?」
と言われ、会いに行き、
小さい頃から着物が好きだったので、
着物の道に進もうと思いました。

最初は着物のデザインをする人になりたかったのですが、知らないうちに和裁の道に入っていました…
が、縫うことが楽しく今日に至っています。

12:独立するまでのざっくりの流れ

専門学校卒業後、地元に帰り地元の呉服屋さんの仕事を受ける。
お仕立ての仕事をしながらさまざまな仕事に就く。
(製造業、コールセンター、悉皆屋、薬局など)

一旦和裁を離れなければいけない時期があり、
地元企業で正社員として働きましたが
一枚縫い上げた時の感動と、
お客様の喜ぶ姿が忘れられず、
再び和裁の道へ。

専門学校卒業からずっと和裁の仕事はしてきていますが、お仕立て工房KIRAKUとして活動するのは
今年で5年目です。

15:手縫いの良さとは、どんなところ

縫い目にわずかな遊びがあるところ。

このわずかな遊びがあることで、生地がつれず、
無理がかからず、体になじむ。
そして、布に傷をつけることがないこと。

20:お仕事をお断りしたことがある

縫い始める時にわからなかったのですが、
生地が弱っている部分が多かったようで
縫った先から、縫い目から生地が裂けていく着物を仕立てたとき。

たとえ形になったとしても、着ることができないので、お客様にご相談したうえで、
仕立てずにお返しした経験があります。

21:仕立て中の「お耳のオトモ」は

基本的には何も聞かずに仕事をしています。
「お耳のオトモ」があるとそちらに気がいってしまい、進み具合が1.5倍〜2倍ほど遅くなってしまうのです…

22:和裁職人の24時間スケジュールを見てみたい!(仕事はいつやってるか)

7:00 起床、家事
8:30 仕事開始
12:30 昼休憩
14:00 仕事開始
18:00 仕事終了
21:30 夕食、家事、好きな事をする時間
23:00 就寝

基本的に夜は縫いません。
忙しい時は、早く起きて仕事をします

23:仕事の合間、休憩時にしていること

昼休憩では、できる日には散歩
運動不足解消のために

24:着付けはできるか

着付けも承っております。

33:一日何歩歩く?(和裁士歩かない事情!)

一番歩かない日で1000歩いかないかもしれません…

平均でだいたい2〜3000歩くらい?

34:体のメンテナンス(整体やストレッチ)はしてる?

鍼灸院にお世話になっています。
仕事上、下を向く事が多く、頻繁に肩凝りからの頭痛に悩まされていましたが、通うようになってからは全く無くなりました。
女性の鍼灸師さんなので、いろいろな話もするので、体だけでなく、心のメンテナンスにもなっています。

35:和裁士として良かったと思う事

さまざまな立場、職業の方と知り合える事。
世界が広がりますね!

36:日々の生活で、「これが職業病ってやつだな……」と思うのはどんな時

「これは何センチ?」と聞かれても
センチがわからないこと。
でも、鯨尺で答えられるかと言われると…
怪しい。特に長い尺の場合。

37:自分の性格を一言で言うと

社交的な引込み思案。

47:子供の頃、なりたかった職業

美容師。
新しいヘアスタイルを考えて、世界的にヒットさせたかったらしい。

82:尊敬している人

いろんな道の師匠たち。
和裁に限らずです!

89:心を軽くするために心がけていること

とらわれないこと。
こだわらないこと。
忘れること。

90:特技

定規を使わなくても紙を半分サイズにカットできること

前職の事務仕事で大活躍!


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