旅行アプリ : もうロッカーに困らない!「ecbo cloak」を使ってみた
次から旅行ネタを書きます!と言ったそばから脱線です。
とはいえ、初めて使ったのが先日のGWだし、この記事を見て書くしかないと思いました。
G20の期間、大阪の駅ロッカーが使えなくなるという話ですね。しかも、まだニュースで大きく出てませんが、東京もこの週末は米大統領来日で同じ現象が出る予定。記事は羽田空港ですが、東京駅もロッカーも同対応のようです。
でも、実はそもそもそのレベルで済む話じゃないんです!
1.駅ロッカーは主要駅では慢性的な数不足
観光地を身軽に動き回りたいとき、どうしても荷物は預ける必要があります。選択肢としては2つ。宿泊ホテルに預かってもらうか、ロッカーを使うかです。ただ、ホテルの立地や日帰りなど宿泊予定がない場合はロッカー一択になりますね。
実は昨年(2018年)のGWに苦い思い出があります。
名古屋に行った際、私は二つの理由でロッカーを選択しなくては行けませんでした。
①ホテルと名駅が離れていて、夜の予定と夜行バスの時間からホテルに取りには行けない
②受け取り時間が遅いため、有人の荷物預かり所は使えない。
しかし、腐ってもGW。名古屋駅のロッカーは朝9時の時点で一番小さいサイズも埋まりきっていました。駅の電子画面の空き状況を見ながらウロウロし、最終的にはロッカーの前で空くのを待ち、何とか希望より大きいサイズのロッカーに入れることができました。ちなみにここまでに3時間半経過。午前中の観光と某有名店でのお昼ご飯は諦めました。
このように、酷く無駄な時間と、下手をしたらその地域に対してのマイナスイメージを植え付けかねない状況が主要駅では発生しているのです。
2.ecbo cloak とは
さて、本題。そんな困ったロッカー問題解消のキッカケになろうとしてるのがecbo cloak(エクボクローク)です。簡単にいうとアイドルエコノミーでロッカー問題を解決しよう!ホテルに荷物を預けるように、郵便局やお店に有料で預かってもらうサービスです。
使い方は簡単。アプリをダウンロードしてFBで認証、クレジットカードを登録すればすぐに使えます。預けたい地域の地図から場所を選び、荷物の大きさ(金額設定は2つのみです)を選んで申し込み。予約時間に荷物を置きに行きます。決済はオンライン上で完結しますので、現地でのややこしいやりとりは一切なしです。
3.実際使ったレポ(2019年4月29日)
マレーシア出発の当日、夜行便までの間に一件予定がありました。でも、家に取りに変える時間はなく、預けることを選択。
予定のある新宿駅でecbo cloakを起動すると・・・出てくる出てくる!
対象マークを押すとお店などの内容、対応時間、評価が出てきます。ちなみに、池袋駅等の駅の有人手荷物預かり所も対象になっていることもあるので、予約できるという点では便利ですね。
予定先と近く、夜遅くまでやっている高速バスのラウンジを選択。荷物の個数を登録し、予約が確定すると登録のクレジットカードから決済されます。
あとは指定した予約時間に荷物を預けに行き、予定時間に取りに行くだけ!
4.見えてきた課題と有効性
今回使ってみてメリット・デメリットの両側面が見えてきました。
<メリット>
・ロッカー数の少ない大きい荷物、ギターやゴルフバック等変形物にも対応
・事前に予約ができるので、予定が立てやすい
・キャッシュレスのため、預ける際に余計な手間がかからない
・多言語対応(日本語以外にも英語・中国語・ハングル)
特に2番目ですね。ロッカーを探す時間、として予定のロスがないというのはとても大きい!あと地図で確認できるので、なるべく希望の場所で預けられるのもGoodです。また、3番目の決済は、駅ロッカーでは電子マネー対応が増えてきましたが、やっと見つけたロッカーが現金式なのに小銭がない・・・なんて事もありますので。
<デメリット>
・サービス会社の審査を突破してるとはいえ、ロックのない荷物は不安
・地域によっては営業時間の短い店舗が多い
・予約即決済のため、キャンセルしても返金はナシ
お次はデメリット。特に1番目でしょう。大きなキャリーケースなどは元々カギがついていますが、ボストンバッグ等にわざわざカギをつけるのもな~と思ってしまいます。あと、店舗も携帯修理屋さんから飲み屋さんまで幅広く、「ちゃんと見守ってくれるのだろうか」「他のお客さんが持って行ってしまわないか」と悩む人もいるかと思います。そこはレビューを確認して、納得した店舗の方が自分の気持ちも楽になりますね。
あと、原則その店の営業時間に準ずるサービスのため、新宿だと西口(都庁側)は19~20時で終わってしまうところが多く、東口は24時間営業もあったりと差が出てきます。
5.結論:状況に合わせて十分活用できる!
今回は慣れた土地で使いましたが、旅行においては「どこにロッカーがあるか分かりにくい」土地勘のない状況ということを考えてもかなり使いやすいサービスだと思います!東京以外でも北海道・愛知・大阪・京都・福岡・沖縄と観光地の大半は導入店舗があり、アプリなどで先に店舗があるかを確認できれば「ロッカーがだめでもなんとかなる!」安心につながります。
ロッカー封鎖対策だけではなく、旅行の効率を上げるにも使えるサービスでした。これからも活用していきたいと思います!
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