オリンピックを終えて感じること

竹下真弘です。

世の中ではオリンピックも終わり、盛り上がりを見せたのではないかと思っています。
開催に対して賛否両論もあると思うのですが、そのことはいったんおいて感じることは「オリンピックはやっぱり盛り上がる!」と言うことですね。
何かに頑張っている人同士が全力で試合をする姿にドラマだらけでした。

特に印象に残ったのがマラソンでのメダル争いで、オランダのナギーエ選手が4位のベルギーのアブディ選手に「お前もこい!」と言う合図を送って、2位と3位でゴールをするというシーンでした。

2人は国が違えど、ソマリアからの難民であったところから努力をしてオリンピック選考を勝ち取り今回の出場をして最後のシーンで国は違いながら一緒に勝とうと影響を与え合う姿に感動でした。
2人は大会前も一緒にトレーニングをしたりの背景があったらしく、人は人と関わることで想いがはぐくまれるんだと思います。

そして今回のオリンピックの中で感じたことはいろいろありました。

🔶日本のメダルが多かったこと

今回のオリンピックでは日本のメダルがすごく多く、やっぱり自国が勝つと嬉しいですね!
結果メダル個数は
・金メダル=27個
・銀メダル=14個
・銅メダル=17個
と言う快挙でした!
オリンピックの生中継やハイライトなどを見ていても、毎日のようにメダルを勝ち取る報告が多く、こんなにあってよいのか?なども感じましたが日に日にリアルな現実を感じていきました。

通常の代表戦などであれば、心待ちにしてやっと試合が始まり接戦の上勝敗が決まり、試合後のインタビューではその余韻も感じながら試合をかみしめていく印象だったのですが、
今回のオリンピックでは毎日たくさんの種目があり、種目が始まると思ったらすぐにスタートに立ち試合をし終わったら結果が出て、その次の瞬間別種目に映像が変わってと目まぐるしい展開になっていたから、
一つ一つの種目の余韻などが少ない感覚でしたが、選手のインタビューなどですごい練習やこだわりの上での試合だったことを感じて感動の連続でした。

🔶出場についてやそれぞれの状況

今回のオリンピックの背景では開催を検討する話はもちろんですが、各国やその参加選手などもいろいろ考えての決断があったのではないかと思います。
世界全体でコロナの状況があり、各国でも日本でのオリンピックに参加するのか?は議題になったかと思います。
実際に出場を辞退した国は
・北朝鮮
・ギニア
などがあげられています
いろんなことを考えての上の決断だとは思いますが、選手の想いも感じることがあります。
「次のオリンピックまで頑張って絶対メダルを取ってやる!」とそんな想いで練習をし、国内選考を勝ち取ってやっと手に入れたオリンピックの切符!
そしてその大会で必ず勝つぞ!!と思い練習に頑張っていた中でのコロナによる2020年のオリンピックの延期!
これから先にどうなるのか?を思いながらも練習をしてやっと開催になった2021年でのオリンピックが国の判断での参加辞退。
やるせない気持ちになった選手やその関係者の方が多いのではないと思います。
種目や選手によってはラストチャンスだった方もいるのではないかと思います。

オリンピック一つをとってもたくさんのドラマがあり、いろんな結果がありましたが、人生も思い通りにならないこともたくさんあると思いますが、全力でやってきた中でのどんな結果でもかけがえのない体験が残ってると思います。

昔の自分を振り返っても思うことは、
何かに全力になったことはなかった。だからこそ全力で頑張る喜びやその達成の喜び、そして挫折のくやしさなどわからないこともたくさんだったと思います。
今回のオリンピックをみてたくさんの方の努力や背景、それを支えている方や惜しくもメダルを外した方とメダルを獲得した選手同士の承認など感動の場面がいっぱいでした!

次のオリンピックも是非楽しみにしたいと思います。

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